日本最古、中生代初期の脊椎動物の糞化石を発見 −古生代末の大量絶滅の直後、海の生態系が復活した証拠− <発表者>  中島 保寿(ボン大学シュタインマン研究所 博士研究員[元:東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 大学院生])  泉 賢太郎(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 博士課程学生) <発表のポイント>  ◆宮城県南三陸町で中生代初期の海の地層からさまざまな大きさの脊椎動物の糞化石を発見し、さらにこの中から骨を検出し、当時は脊椎動物を捕食する動物が存在したことを証明した。  ◆中生代初期の海の捕食行動の記録としては日本で初めての発見で、古生代末の大量絶滅で失わ...