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農業生物資源研究所、イネの3大病害から多糖で表面を覆うことによる感染防御を解明
イネの3大病害(いもち病、ゴマ葉枯れ病、紋枯れ病)の感染防御が可能に! −作物自身の免疫力を利用したマルチカビ病害防除技術の開発へ− 【ポイント】 ・農業上深刻な被害を引き起こす病原性カビが、同一の多糖(1)を利用して菌の表面を覆い、植物の生体防御システムから菌体を守っていることを明らかにしました。 ・これらの病原性カビの表面の多糖を分解酵素により除去すると、イネは迅速に生体防御システムを活性化し、これらの病原性カビに対して強い抵抗性を示しました。 ・この多糖分解酵素やその遺伝子、分解酵素生産菌の利用により、従来の技術では防除が困難なカビ病害に対する新たな防除技術の開発が可...
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東北農業研究センター、倒れにくく栽培しやすいソバの新品種「にじゆたか」を育成
倒れにくく栽培しやすいソバの新品種「にじゆたか」 −東北地域のソバ生産振興に貢献− ポイント 倒れにくく、大粒で外観が良い東北地域向けのソバ新品種です。 めんの味や香りも良く、実需者から良い評価を得ています。 本品種の導入により活気ある産地形成を目指します。 概要 (1)農研機構 東北農業研究センター【所長 小巻 克巳】は、ソバでは当センター初となる新品種「にじゆたか」を育成しました。 (2)「にじゆたか」は東北地域で栽培されている従来のソバに比べ、倒れにくく栽培しやすい新品種です。子実は黒くふっくらとした大粒で外観が優れ、収量性・加工適性も良く、甘みや香りのよい美味しい...