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農研機構
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タキイ種苗、東北農研と共同でホウレンソウの寒締め栽培で機能性成分の増加を解明
<タキイ種苗×農研機構東北農研 共同研究成果> ホウレンソウは「寒締め栽培」で機能性成分も増加 寒締め栽培(※1)では、糖度が増し良食味となることに加え “ルテイン等の機能性成分の増強に有用であること”が解明されました タキイ種苗株式会社(所在地:京都府京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、農研機構東北農業研究センター(以下:東北農研)との共同研究(※2)で、ホウレンソウの寒締め栽培を行うことで糖度が増し食味がよくなることに加え、ルテインなどのカロテノイド色素も増加することを明らかにしました。 「寒締め栽培」は東北農研で開発された技術であり、ホウレンソウは糖度が増し、食...
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農研機構と亀田製菓、ソフトタイプ米菓に適した水稲新品種「亀の蔵」を開発
ソフトタイプ米菓に適した水稲新品種「亀の蔵(かめのくら)」を開発 <ポイント> ・ソフトタイプ米菓(※1)製造に適した低アミロース(※2)水稲新品種「亀の蔵」を開発しました。 ・新たなソフトタイプ米菓の開発により、国産米の需要が高まることが期待されます。 <概要> 1.農研機構 中央農業総合研究センターは、早生の低アミロース水稲新品種「亀の蔵」を開発しました。 2.農研機構 中央農業総合研究センターと亀田製菓株式会社は共同研究を行い、「亀の蔵」を用いると、口溶けが良好で、米の風味、甘味が強いソフトタイプ米菓の製造が可能となり、作業性にも優れることを明らかにしました。 3...
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農研機構、熟期が早く倒れにくい多収の水稲もち新品種「みやびもち」を開発
熟期が早く、倒れにくい多収の水稲もち新品種「みやびもち」を開発 −うるち米品種との作期分散に期待− 【ポイント】 ・「コシヒカリ」より早く収穫でき、収穫作業が競合しない、水稲もち新品種「みやびもち」を開発しました。 ・短稈で倒伏に強く、多収です。 ・つき餅の食味が良く、また、柔らかいおこわができます。 【概要】 1.農研機構 中央農業総合研究センターは、「コシヒカリ」より早く収穫できる早生の水稲もち新品種「みやびもち」を開発しました。 2.育成地(新潟県上越市)における「みやびもち」の出穂期と成熟期は、「コシヒカリ」よりも10日以上早く、「コシヒカリ」より先に収穫すること...
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農業生物資源研究所、昆虫の「変身」を抑える遺伝子のスイッチのしくみを解明
昆虫の『変身』を抑える遺伝子のスイッチのしくみを世界で初めて解明 − 狙いの害虫にのみ作用する薬剤の開発に期待 − <ポイント> ・幼若ホルモン(JH)は、「Kr−h1」という、昆虫の「変身(変態)」を抑える遺伝子のスイッチをオンにして働かせることが知られています。 ・生物研では、カイコを用いて、そのスイッチのしくみを世界で初めて明らかにしました。 ・JHは、「MET」と「SRC」の2種類のタンパク質を介して、「Kr−h1」遺伝子の「JH応答配列」に結合し、この遺伝子のスイッチをオンにします。 ・このスイッチのしくみは多くの昆虫に共通なものと考えられます。 ・本研究成果を応用し、J...
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農研機構、京都府と共同で酒造掛米用水稲新品種「京の輝き」を開発
酒造掛米用水稲新品種「京の輝き」を京都府との共同研究で開発 <ポイント> ・「京の輝き」は、大粒で良質なイネ系統を多数保有する農研機構と、酒造組合との連携により酒造適性による選抜が可能な京都府との共同研究により生まれました。 ・「京の輝き」は、掛米として従来使われている品種(「日本晴」、「祭り晴」)より多収、大粒で、タンパク質含有量も低く、造られた酒は、味、香りともに優れます。 ・京都府における新たな地域ブランド清酒が展開され、清酒及び米の需要拡大に繋がることが期待されます。 ※掛米:酒造りの過程で、麹米に加えて大量に使用される蒸した米 <概要> 1.農研機構 中央農...
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井関農機、「肥料」の無駄を削減できる「エコうねまぜ君」の4うね仕様を発売
低コスト農業を応援! 「肥料」の無駄を削減! 「エコうねまぜ君」4うね仕様が新登場! ヰセキトラクタ用うね内部分施用機エコうねまぜ君 当社はこのたび、「肥料」の無駄を削減できる「エコうねまぜ君」に4うね仕様をラインアップし、新発売します。 1.開発のねらい 化学肥料の価格が依然として高止まりしている状況の中、より一層の生産コスト低減が求められる畑作市場へ向けて、「肥料」の無駄削減・経営コスト低減を推進する「エコうねまぜ君」に4うね仕様をラインアップし、大規模野菜栽培農家を応援します。 エコうねまぜ君は(独)農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)との共同研究によりU...
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東北農業研究センター、倒れにくく栽培しやすいソバの新品種「にじゆたか」を育成
倒れにくく栽培しやすいソバの新品種「にじゆたか」 −東北地域のソバ生産振興に貢献− ポイント 倒れにくく、大粒で外観が良い東北地域向けのソバ新品種です。 めんの味や香りも良く、実需者から良い評価を得ています。 本品種の導入により活気ある産地形成を目指します。 概要 (1)農研機構 東北農業研究センター【所長 小巻 克巳】は、ソバでは当センター初となる新品種「にじゆたか」を育成しました。 (2)「にじゆたか」は東北地域で栽培されている従来のソバに比べ、倒れにくく栽培しやすい新品種です。子実は黒くふっくらとした大粒で外観が優れ、収量性・加工適性も良く、甘みや香りのよい美味しい...
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農研機構、モリブデン化合物による水稲の苗立ち改善のしくみを解明
モリブデン化合物による水稲の苗立ち改善のしくみを明らかに −実用化を目指した実証試験を今春より展開− <ポイント> ・モリブデン化合物による水稲の苗立ち改善のしくみを明らかにしました。 ・5年以内の実用化を目指し、実証試験を展開します。 <概要> 1.独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下、「農研機構」という)九州沖縄農業研究センターは、植物の微量要素として知られるモリブデンの化合物を種子にまぶすことで、水稲の苗立ちが改善されるしくみを明らかにしました。 2.モリブデン化合物は、種子周辺で有害物質である硫化物イオンの生成を抑えて、苗立ちを向上させます。 3.5年...