藻類のもつ微結晶が光を有効利用する原理解明にせまる 〜磁場で微結晶の向きを揃える新技術で光反射特性を明らかに〜 【本研究成果のポイント】  >藻類の細胞外被・外殻結晶(注1)の向きを永久磁石程度の磁場(数百ミリテスラ)で遠隔操作する方法を開発しました。  >この方法を応用して、円石藻(注2)の円石の向きを磁場で制御しつつ分光計測する新手法を開発し、円石が光を効率的に反射する方向を特定することに成功しました。  >これにより、藻類がバイオミネラリゼーション(生体鉱物形成)(注3)によって円石のような微結晶注4)を細胞表面に配置することの植物生理学的意義の解明が大きく前進するとともに...