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植物プランクトン
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レアメタル・ナノ粒子の光で脳細胞を活性化 近赤外光信号によるオン・オフ制御の実現 【研究概要】 東北大学大学院生命科学研究科の八尾寛教授らの研究グループは、ラット脳の神経細胞活動のオンオフを近赤外光(*1)により制御することに成功しました。光感受性機能タンパク質を神経細胞に作らせ、光のオン・オフで神経細胞の活動をコントロールする技術は、光遺伝学(オプトジェネティクス)とよばれ、生きている動物の狙った神経細胞の活動だけを、自由自在に変化させることができ、脳機能研究に大きな革新をもたらしてきました。しかし可視光は生体組織において吸収され、減衰してしまうため、脳の中まで信号を送るこ...
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広島大など、円石が光を効率的に反射する方向を特定することに成功
藻類のもつ微結晶が光を有効利用する原理解明にせまる 〜磁場で微結晶の向きを揃える新技術で光反射特性を明らかに〜 【本研究成果のポイント】 >藻類の細胞外被・外殻結晶(注1)の向きを永久磁石程度の磁場(数百ミリテスラ)で遠隔操作する方法を開発しました。 >この方法を応用して、円石藻(注2)の円石の向きを磁場で制御しつつ分光計測する新手法を開発し、円石が光を効率的に反射する方向を特定することに成功しました。 >これにより、藻類がバイオミネラリゼーション(生体鉱物形成)(注3)によって円石のような微結晶注4)を細胞表面に配置することの植物生理学的意義の解明が大きく前進するとともに...
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大日本印刷、生物の自然界を生き抜く力を競う対戦型カードゲームを発売
マイアースの新カードゲーム 生物のすごい能力大図鑑「ワンダー・ライヴズ」を発売 世界の生物80種の知られざる特徴や能力を学べる対戦型カード図鑑 大日本印刷株式会社(DNP)が慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの学生の起業を支援して設立した合同会社マイアース・プロジェクト(マイアース)は、対戦型カードゲームの新製品「ワンダー・ライヴズ」を7月1日に発売します。2人のプレイヤーが、世界中の生物80種の能力などを記したカードを出し合い、各能力の特徴・強み・相性などによって相手とかけひきをしたり、生物同士を共生させたりして自然界を生き抜く力を競うゲームです。遊びながら地球環境の大切さを学べ...
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植物プランクトンに寄生する真菌類の新規系統が見つかる 〜水域生態系における真菌類の役割の解明・有用藻類の大量培養 等に向けた基礎的知見〜 琵琶湖と印旛沼において採集した大型珪藻類に寄生する真菌類に、今まで記載のない新規の原始的な系統のものが含まれていたことを理学部生命圏環境科学科 湖沼生態学研究室(鏡味麻衣子 准教授)らの研究チームが明らかにしました。研究チームは、この成果をEnvironmental Microbiology Reportに報告し、2015年6月号に掲載されました。 鞭毛をもった胞子(遊走子)をつくる寄生性の真菌類(※1)は、植物プランクトンの大量発生やその規模をコントロールすることで知られてい...
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コーセー、「太古の熟成天然成分「フムスエキス」に新たなスキンケア効果を発見
太古の熟成天然成分「フムスエキス」に新たなスキンケア効果を発見 株式会社コーセー(代表取締役社長:小林 一俊 本社:東京都中央区)は、土壌に長い歳月堆積した栄養成分から抽出される「フムスエキス」に、毛穴を目立たなくする効果や、ターンオーバー促進効果などの肌悩み改善に効果があることを解明しました。今回の研究成果を今夏に発売予定の新製品より展開していきます。 「フムスエキス」は、太古の植物や海洋性生物などが堆積した、特殊な「腐植土」を天然水で熟成し抽出したエキスです。長い年月をかけて微生物による分解・発酵が繰りかえされており、限られた地域でのみ採取されます。この「フムスエキス...
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フジタ、維持管理不要でアオコの発生抑制と水質改善可能な浄化技術を確立
維持管理不要でアオコの発生抑制と水質改善可能な浄化技術を確立 〜流入負荷の多い修景池で維持管理不要型フェスタ工法を実証〜 株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田卓司)は、株式会社アコーディア・ゴルフ様(※1)(本社:東京都渋谷区、社長:鎌田隆介)が運営する大厚木カントリークラブ桜コース(神奈川県厚木市)の修景池において、抽水植物(※2)のみを植栽した浮島を使用する維持管理不要型の「フェスタ工法」(※3)(水質浄化技術)を池全体の浄化に適用する実証試験を実施し、水域面積の5%(一般的な浮島を使用する浄化方法の1/4)の浮島数量で富栄養水域のアオコの発生を抑制し、水質改...
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サカタのタネ、灌水の手間を軽減できる据置タイプの水上栽培セットを発売
公園の噴水池が美しい水上花壇に変身!灌水の手間や費用を軽減できる 水上栽培セット『水辺のコンテナ』を公園管理業者などへ発売 これまで花を飾ることができなかった水面を彩り、美化に貢献 サカタのタネは、公園の噴水池や水路、ゴルフ場の池など新しいスペースの美化に貢献し、灌水の手間を軽減できる据置タイプの水上栽培セット『水辺のコンテナ』を発売します。『水辺のコンテナ』は、球根輸入時に使われるコンテナ2基と、コンテナカバー、底面シート、帯状給水シートの4アイテムを1セットにしたものです。従来の水上花壇としては浮島タイプが一般的ですが、重量に制限があること、コンテナの費用が高いこと、強...
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東北大、八幡平に中国大陸からレアメタルが飛来し蓄積など研究成果を発表
八幡平に中国大陸からレアメタルが飛来し蓄積、山岳湖沼では富栄養化も進行していることが判明 <概要> 東北大学占部城太郎教授、愛媛大学加三千宣講師、槻木玲美研究員らの研究チームは、液晶パネルやLEDの生産に用いられるアンチモンやインジウムなど、これまで耳慣れなかった微量金属(レアメタル)が中国大陸から大気降下物として飛来し、その蓄積速度がここ30年間で急激に増加していることを八幡平山岳湖沼の湖底堆積物分析から明らかにしました。また、中国大陸由来の大気降下物にはリンや窒素などの栄養塩が含まれており、手付かずの自然と考えられていた八幡平の山岳湖沼でも富栄養化が進行していることも明ら...
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ウナギの幼生の食性を解明 〜ウナギの幼生は何を食べているのか?〜 ※参考画像は、添付の関連資料を参照 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)の海洋・極限環境生物圏領域大河内直彦プログラムディレクターと、東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授、マイク・ミラー研究員は共同で、これまで知られていなかった天然環境中におけるウナギの幼生「レプトセファルス」(※1 以下、「ウナギレプトセファルス」という。)の食性について、JAMSTECが2009年に開発したアミノ酸の窒素同位体比を用いた手法(※2)を応用し、正確な栄養段階(※3)を推定しました。 ...
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ヤンマーなど、大分県中津市で干潟を利用したアサリ養殖試験事業を開始
中津干潟における国産アサリ養殖(実証試験)の展開について 〜「地元の海が元気になるよう」関係機関が一体となって取り組んでまいります〜 ヤンマー株式会社(以下ヤンマー)と大分県漁業協同組合中津支店は、大分県および中津市の協力を得て、干潟を利用したアサリ養殖試験事業をこのたび開始いたします。 アサリは従来から身近に採取できる天然資源であり、かつ日本人にとってもなじみ深い食材です。現在全国各地でアサリ養殖が行われていますが、近年の自然環境の変化や、外来生物による被害等により、元来の天然資源が脅かされる状況が発生しています。 この状況を打開し、地元の海に新鮮で安全な水産資源を効率...