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アストラゼネカ、プロトンポンプ阻害薬「ネキシウム」の用法・用量を追加申請

2014-11-06

アストラゼネカプロトンポンプ阻害薬「ネキシウム(R)」
用法・用量の追加申請
〜難治性逆流性食道炎に治療選択肢〜


 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ)は、プロトンポンプ阻害薬(以下、PPI)である「ネキシウム(R)カプセル10mgおよび20mg」(一般名:エソメプラゾールマグネシウム水和物、以下ネキシウム(R))について、標準量のPPI治療で効果が不十分な成人の難治性逆流性食道炎に対して「1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与」の用法・用量の追加に関する、承認事項一部変更承認申請を行いました。

 PPIは、優れた酸分泌抑制効果により、逆流性食道炎を含む酸関連疾患治療の第一選択薬として用いられていますが、一方で逆流性食道炎に対して8週間のPPI治療を行っても、約10〜20%の患者さんで治癒が得られていない(※)ことが報告されています。そのような重症患者さんの多くはPPIの投与回数を増やすことで治癒に至る可能性があり、医療現場では新しい用法・用量が強く望まれていました。

 「逆流性食道炎」は胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きた状態です。患者さんの多くは胸やけや?酸等の症状を訴え、QoLが低下しており、PPIによる内科的治療が胃食道逆流症診療ガイドラインにおいても第一選択とされています。

 アストラゼネカは、医療関係者や患者さんの治療ニーズに応えるため、新たな治療選択肢を提供することで、逆流性食道炎など酸関連疾患の治療の発展に貢献していきます。


 ※Chiba N.,et al.:Gastroenterology.1997;112(6):1798−810.
 Speed of healing and symptom relief in grade II to IV gastroesophageal reflux disease: a metaanalysis.


■ネキシウム(R)カプセル(エソメプラゾールマグネシウム水和物)について:
 胃酸分泌の最終過程を担うプロトンポンプを選択的に阻害することにより、強力な酸分泌抑制効果を発揮し、酸関連疾患に対して優れた臨床効果を発揮する薬剤です。日本ではネキシウム(R)カプセル(10mg、20mg)として成人を対象とした酸関連疾患を適応とし、2011年9月15日に発売され、第一三共株式会社とコ・プロモーションを行っています。


アストラゼネカについて>
 アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.comにてご覧ください。
 日本においては、主にがん、循環器、消化器、呼吸器、糖尿病、ニューロサイエンスを重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.co.jpにてご覧ください。




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