寄生者の違いが、オトシブミが作る葉巻「落とし文」の多様さをつくる 【概要】  −オトシブミは(図1)、卵を産んだ葉っぱを様々な形に切ったり、巻いたりして、地面に落とす  −道端にわざと落とした手紙「落とし文」(図2)に似ていることからオトシブミと呼ばれており、種によって、葉っぱの加工方法は様々(図3)  −どのような葉っぱの加工方法をとるかに、卵から孵化した幼虫に寄生する寄生者(寄生蜂)の種類が影響していることを解明  −生物の作り出す構築物の多様さに、寄生者と植物の相互の進化(共進化)が影響していることを示唆  ※図1〜3は添付の関連資料を参照 【背景】  オトシブミ科の甲虫は、...