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カッシーニ
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JAXA、銀河系における高エネルギー粒子生成に関して新しい知見を発表
銀河宇宙線の加速の謎に土星探査機のデータで迫る ―定説を覆す結果を「ネイチャー・フィジックス」に発表― 土星探査機カッシーニのデータ解析から、われわれの銀河系においてどのように高エネルギー粒子が作り出されているのかという問題に関して、新しい知見が得られました。 ※参考画像は、添付の関連資料を参照 われわれの銀河系は高エネルギー粒子(宇宙線)で満たされており、大気層を貫いて地球表層にも降り注いでいます。宇宙線強度は地球が置かれている宇宙環境を決める重要な量であり、その宇宙線粒子がどのようにして作りだされているのかという問題は、宇宙物理の最重要課題のひとつに位置づけられていま...
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冷たい第2の地球、土星衛星タイタンの窒素大気の起源を解明 発表タイトル 「冷たい第2の地球、土星衛星タイタンの窒素大気の起源を解明−40億年前の太陽系に起きた天変地異」 発表者 関根 康人 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 助教) 杉田 精司 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授) 松井 孝典(東京大学 名誉教授/現・千葉工業大学 惑星探査研究センター 所長) 発表概要 土星の衛星タイタンは、太陽系で地球以外に唯一厚い窒素大気を持ち、地表には液体メタンの湖や川が存在する。しかし、このような地球によく似たタイタンの表層環境...