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三洋電機、保険薬局用電子薬歴システム「PharnesII−MX」を発売
レセプトコンピューターと電子薬歴を完全に融合した新型電子薬歴を実現
保険薬局用電子薬歴システム「PharnesII−MX」を発売
*製品画像は添付の関連資料を参照
機種名:保険薬局用電子薬歴システム「PharnesII−MX」
(*ロゴ画像は添付の関連資料を参照)
発売日:2011年11月10日
初年度販売目標:2000システム
三洋電機株式会社は、従来異なるソフトで管理を行っていたレセプトコンピューター(※1)(以下、レセコン)の「レセプト(調剤報酬明細書)(※2)情報」と電子薬歴の「薬歴(※3)情報」を完全に融合した、保険薬局用電子薬歴システム(※4)「PharnesII−MX(※5)」(ファーネスツー エムエックス)を2011年11月10日より発売します。
今回発売する「PharnesII−MX」は、電子保存の3つの基準である「真正性(※6)、見読性(※7)、保存性(※8)」をシステム内に実装し、薬歴と調剤録(※9)を電子保存(ペーパーレス化)するための機能を標準搭載したシステムです。
また、「PharnesII−MX」は、従来機種「PharnesII−EX」をベースに、薬歴の電子保存機能にシンプルで効率的な服薬指導(※10)を実現するための様々な機能を追加することにより、効率的な保険薬局の運用と豊富なチェック機能により患者の安全性の向上をサポートする新型電子薬歴システムです。
三洋電機は、保険薬局用電子薬歴システムの導入・普及を推進し、保険薬局業務の効率化とペーパーレス化をさらに推し進め、医療のIT化を牽引していきます。
本商品は、11月5日(土)〜6日(日)幕張メッセ国際会議場で開催される「第5回(社)日本薬局学会学術総会(※11) 併設展示会」に参考出品します。
<特長>
1.レセコンと電子薬歴の融合による効率的な保険薬局の運用が可能
2.シンプルな画面構成で電子薬歴の操作性の向上
3.豊富なチェック機能による患者の安全性の向上
I.概要
情報技術(IT)は業務の改革を促し、経済を活性化する力を有するものとして、政府主導でIT化政策が強力に進められており、中でも医療分野のIT化は重点施策として位置づけられています。そうした状況の中、医療機関の電子カルテ同様、保険薬局においても電子薬歴の導入・普及が進んできました。
電子薬歴の市場においては、レセコンと電子薬歴をLANで接続し、両システム間で処方データや会計データなどを通信する方法が一般的です。この場合には、両システムに各種データベース(以下、DB)(医薬品や薬剤情報DB、チェックDBなど)を搭載したり、保険薬局内の動線に合わせて両システムの端末を目的別に設置するなど、操作面や運用面、コスト面で電子薬歴導入の障壁となっていました。
今回開発した保険薬局用電子薬歴システムは、レセコンと電子薬歴が完全に融合して設計されており、操作性の統一や各種DBの一元管理、目的別に端末を選ばないなど、運用面やコスト面においても保険薬局内の動線に合わせた最適なシステム導入と運用を実現しました。
三洋電機は、医療分野のIT化を踏まえ、保険薬局内のペーパーレス化を加速させるとともに、業務の効率化を推進する「PharnesII−MX」を発売し、これからの保険薬局経営をトータルにサポートしていきます。
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照