東芝、「住宅用太陽電池モジュール２４０Ｗ」採用の太陽光発電システムを発売

世界最高の変換効率を実現した「住宅用太陽電池モジュール２４０Ｗ」
採用の太陽光発電システムの発売について



　※製品画像は添付の関連資料を参照

　当社は、住宅用太陽電池として世界最高（注１）となる最大セル変換効率２２．６％、最大モジュール変換効率１９．３％を実現した「住宅用太陽電池モジュール２４０Ｗ」を採用した太陽光発電システムを９月１３日から発売します。

　新システムは、米サンパワー社（カリフォルニア州）の太陽電池モジュールを採用しています。本モジュールは、「単結晶バックコンタクト方式」（注２）に、新たに反射による光の損失を減らす「反射低減コート付き強化ガラス」と従来品（注３）に比べ受光面積が約３％拡大した直径１６０ｍｍのセルを採用することで、２４０Ｗの高出力と住宅用太陽電池モジュールとしては、世界最高の最大モジュール変換効率１９．３％を実現しています。

　「住宅用太陽電池モジュール　２４０Ｗ」は面積あたりの発電量が多いため、設置面積の省スペース化が図れ、同じ面積の屋根に設置した場合、一般的な発電効率の太陽電池モジュールに比べ年間約４０％も多く（注４）の発電量が得られます。従って、国内で導入されている住宅用太陽光発電の余剰電力買取制度の活用により、より多くの光熱費を削減することも可能です。

　当社は、今後、パワーコンディショナ（注５）など住宅用太陽光発電システムを構成する機器のラインアップも拡大していくことで、住宅用太陽光発電システムの拡販を図り、２０１２年度に国内シェア１０％を目指します。


注１　２０１１年９月５日現在、当社調べ。
注２　バックコンタクト方式は、表面にある電極を全て裏面に設計する方式で、太陽の光をさえぎる障害を表面からなくすことで、光の当る面積を最大化しています。
注３　２０１０年３月１日発表の太陽電池モジュール「ＳＰＲ−２１０Ｎ−ＷＨＴ−Ｊ」
注４　日本国内において流通している代表的な住宅用太陽電池モジュールの平均効率を用い、算出したシュミレーション値です。（２０１１年９月５日現在、当社調べ）
注５　太陽電池モジュールで発電した直流の電気を家庭で使える交流に変換する機器。


＜「住宅用太陽電池モジュール　２４０Ｗ」の概要＞
　型式：ＳＰＲ−２４０ＮＥ−ＷＨＴ−Ｊ
　公称最大出力：２４０Ｗ
　希望小売価格（税込）：１７６，４００円
　発売日：９月１３日


＜「住宅用太陽電池モジュール　２４０Ｗ」の主な特長＞
　１．世界最高の変換効率と２４０Ｗの高出力を実現
　　　反射による光の損失を減らす「反射低減コート付き強化ガラス」と、受光面積が当社従来品に比べ約３％拡大した直径１６０ｍｍのセルの採用により、世界最高となる最大セル変換効率２２．６％、最大モジュール変換効率１９．３％及び２４０Ｗの高出力を実現しています。

　２．省スペース化と美しいデザインを実現
　　　「住宅用太陽電池モジュール　２４０Ｗ」は面積あたりの発電量が多いため、設置面積の省スペース化が図れ、同じ面積の屋根に設置した場合、一般的な発電効率の太陽電池モジュールに比べ年間約４０％も多くの発電量が得られます。また、表面から電極をなくし、全て裏面に設計する「バックコンタクト方式」を採用しているため、表面には電極やハンダ付けのないすっきりとした美しいデザインとなっています。


＜「住宅用太陽電池モジュール　２４０Ｗ」の仕様＞
　型式：ＳＰＲ−２４０ＮＥ−ＷＨＴ−Ｊ
　セル種類：単結晶
　最大セル変換効率：２２．６％
　最大モジュール変換効率：１９．３％
　公称最大出力：２４０Ｗ
　公称最大出力動作電圧：４０．５Ｖ
　公称最大出力動作電流：５．９３Ａ
　公称開放電圧：４８．６Ｖ
　公称短絡電流：６．３０Ａ
　最大システム電圧：６００Ｖ
　外形寸法（Ｗ×Ｈ×Ｄ）：１５５９×７９８×４６ｍｍ
　質量：１５．０ｋｇ



以上



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