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丸紅、フィリピン・Puting Bato火力発電事業へ出資参画
フィリピン・Puting Bato火力発電事業への出資参画について
丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、フィリピン・バタンガス州カラカ地区においてPuting Bato火力発電所(以下、「プティンバト発電所」)の運営に参画します。プティンバト発電所を保有するSouth Luzon Thermal Energy Corporation(以下、「SLTEC」)の株式20%を12月20日付にて取得しました。
プティンバト発電所は、発電容量270MWで、2015年4月に商業運転を開始しています。
丸紅のフィリピンにおける長年の電力事業での実績・知見が、SLTECに共同出資する同国大手コングロマリットであるPHINMAグループ傘下で電力・エネルギー事業を手掛けるPHINMA Energy Corporation(以下、「PHINMA Energy社」)、及び同国最大手コングロマリットの一つであるAyalaグループ傘下のAC Energy Holdings,Inc.(以下、「AC Energy社」)に評価され、今回の参画に至りました。
本件を足掛かりに、丸紅はフィリピン電力市場においてPHINMA Energy社及びAC Energy社と将来案件の共同開発に関して検討すると同時に、PHINMAグループ並びにAyalaグループとの関係強化を図っていきます。
丸紅は、フィリピンの発電設備総容量の約2割相当分の発電事業に出資参画しており、長年にわたる事業経験及び全世界で展開する発電事業のノウハウを活かし、フィリピンにおける電力の安定供給を通じ同国の一層の発展に寄与していきます。
以上
<案件概要>
案件名:Puting Bato火力発電案件
事業概要:フィリピン共和国・ルソン島電力市場における火力発電所の運営
所在地:フィリピン共和国 バタンガス州 カラカ地区
発電容量:270MW(135MW x 2基)
持分構成:丸紅 20%、PHINMA Energy 45%、AC Energy 35%
商業運転開始:2015年4月(Unit1)、2016年2月(Unit2)
<関係各社概要>
・South Luzon Thermal Energy Corporation
設立:2011年
所在地:フィリピン、マニラ
事業概要:火力発電所運営・売電事業
発電所出力:270MW
・PHINMA Energy Corporation
設立:1969年
所在地:フィリピン、マニラ
事業概要:電力・エネルギー事業
・AC Energy Holdings,Inc.
設立:2005年
所在地:フィリピン、マニラ
事業概要:電力事業
※参考画像は添付の関連資料を参照