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東京ガス、英国セントリカ社と「相互協力に関する協定」を締結

2016-11-25

英国セントリカ社との「相互協力に関する協定」の締結について


 東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、本日、欧州の大手エネルギー事業者である英国セントリカ社(グループ社長:イァン・コン(Iain Conn)、以下「セントリカ」)グループのトレーディング事業会社であるセントリカLNG社と、「相互協力に関する協定」(以下「本協定」)を締結いたしました。

 セントリカは、ブリティッシュガスおよびグループの米国大手エネルギー事業者であるダイレクトエナジー社等のブランドを通じて、全世界で約2,840万件の需要家に電力およびガスの供給、ならびにそれらに付随するサービスの提供を行う欧州の大手エネルギー事業者であり、英国最大のガス事業者です。

 両社は、長年にわたって、ともに地域を代表するガス事業者として緊密な関係を築いてきました。このたび、戦略的協力関係の実現を目指した本協定を締結することにより、両社は、原料調達等を中心とした分野において更なる連携強化を図ります。

 両社は、本協定を通じた具体的な取り組みの第一歩として、東京ガスが米国から調達するLNGとセントリカがアジア太平洋地域にて調達するLNGをカーゴ単位で交換し、「LNGの輸送効率向上を通じたコスト削減を目指す枠組み」(以下「本枠組み」)の実現を目指すことに合意いたしました。本枠組みについては、今後法的拘束力を伴う契約を締結すべく、両社で協議を進めていきます。

 本協定の締結は、東京ガスにとってアジア、北米および欧州の各地域を結びつけるLNGバリューチェーン展開を実現するものであり、「チャレンジ2020ビジョン」で掲げた「原料価格の低減および調達の多様化」に資する取り組みです。

 東京ガスは、国内外のエネルギー事業者との連携を更に強化し、「チャレンジ2020ビジョン」の実現に向けた取り組みを加速してまいります。

東京ガス 執行役員 原料部長 木本 憲太郎のコメント>
 大西洋市場における主要LNG買主であるセントリカとの連携により、太平洋市場との両市場を跨ぐ柔軟なLNG取引を行い、LNG市場全体が活性化していくことを期待しています。今般のような連携を通じて原料価格の低減を進め、お客さま価値の増大に努めてまいります。

<セントリカLNG社 エネルギーマーケティング・トレーディング部長 ジョナサン・ウェストビー様のコメント>
 セントリカとして、東京ガスとの長年にわたる友好的な関係が実を結んだことを嬉しく存じます。また、東京ガスとの協業を通じて、アジア太平洋地域におけるセントリカのLNG関連ビジネスが拡大することを期待しています。今般のような調達価格低減に資する取り組みは、世界中のお客さまに利益をもたらすものと存じます。

<セントリカの概要>
 設立:1997年2月
 本社:英国 ウィンザー
 代表者名:グループ社長 イァン・コン(Iain Conn)
 従業員数:約39,000名
 売上高:約280億ポンド(約3兆6,000億円)(2015年)
 事業内容:電力およびガスの供給、ならびにそれらに付随するサービスの提供

以上




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