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NEC、サイバー攻撃の一連の流れを学ぶサイバー攻撃防御演習を9月から提供開始
NEC、事例に基づく実践的サイバー攻撃防御演習を提供
〜インシデントの発見・対処・報告の一連の流れを体験〜
NECは、サイバー攻撃の発見から対処・報告までの一連の流れ(インシデントハンドリング)を体験しながら学ぶことができる「実践!サイバーセキュリティ演習−インシデントレスポンス編−」の提供を9月から開始します。
この演習は、企業や官公庁などの情報システム管理者や情報セキュリティ担当者に対して、サイバー攻撃に適切に対処できるスキルを実際の攻撃事例に基づいて学んでいただく演習プログラムです。NECは、昨年度および一昨年度、総務省の実証実験「実践的サイバー防御演習(CYDER)」の実施(注1)を通じて培った経験を活用して演習プログラムを構成し、NECマネジメントパートナー株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役執行役員社長:松倉 肇)から提供します。
NECは、安全・安心・効率・公平で豊かな社会の実現に向け、ICTを活用した高度な社会インフラを実現する「社会ソリューション事業」の中核の一つとしてサイバーセキュリティ事業を位置づけ、強化を進めます。
■背景
昨今、標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃は、増加の一途をたどっており、その手口も巧妙化し、攻撃の発見も困難になってきています。さらに、その被害は、社会的信用の失墜だけでなく、場合によっては事業の継続が困難になるなど深刻化しており、情報セキュリティ対策強化の必要性がますます高まっています。
新手の攻撃手法が続々と発見される状況で、情報システムをしっかりと守るためには、最新の製品・サービスの導入だけでなく、それを使いこなしてサイバー攻撃に適切に対処できる人材の育成が急務となっています。
■演習の概要
受講者は、ある組織の情報システム管理者(セキュリティ担当)として、インシデントの発見、報告、問題個所の特定、隔離、分析、解析、被害状況の確認等、インシデントハンドリングの一連の流れを、実際にパソコンを操作しながら学習します。
受講対象者:システム管理者、CSIRT(シーサート、注2)担当者など(注3)
日程:2日間(第1回は2015年9月17〜18日)
会場:東京都港区
受講料:20万円/人(税別)
申込みURL:http://www.neclearning.jp/courseoutline/courseId/SN316/
演習スケジュール:
※表資料は添付の関連資料を参照
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく、豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
(注1)サイバー攻撃解析・防御モデル実践演習の実証実験を総務省より受託
〜本日、サイバー攻撃に対する第1回目の実践的防御演習を実施〜
http://jpn.nec.com/press/201309/20130925_03.html
総務省主催の「実践的サイバー防御演習(CYDER)」を実施
〜「サイバー攻撃複合防御モデル・実践演習の実証実験」の一環〜
http://jpn.nec.com/press/201410/20141021_02.html
(注2)Computer Security Incident Response Team
(注3)NECマネジメントパートナー株式会社が提供する研修のうち以下のいずれかを終了、または同等知識をお持ちの方。
「インターネットセキュリティ技術」
(https://www.neclearning.jp/courseoutline/courseId/SN100/)
「インターネットセキュリティ技術(実習編)」
(https://www.neclearning.jp/courseoutline/courseId/SN127/)