PALTEK、セーフネットの「Sentinel製品」を販売開始

（株）PALTEK、データ保護ソリューションのグローバルリーダーである
セーフネットの「Sentinel製品」の販売を開始
〜電子機器のソフトウェアの著作権保護や収益化に関するソリューションを提供〜


　株式会社PALTEK（本社：横浜市港北区、代表取締役社長：矢吹　尚秀、以下PALTEK）は、データ保護ソリューションのグローバルリーダーである日本セーフネット株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：酒匂　潔）の暗号化によるソフトウェアの著作権保護及びライセンス管理による収益化に関するソリューションの提供を開始すると発表しました。これにより、PALTEKは機器メーカーの製品開発、製造からソフトウェア管理、保守に至るまでのソリューションを提供することが可能になります。

　デジタル機器から産業機器に至るほとんどの電子機器は、ハードウェアをソフトウェアで制御して動作します。その中で、ソフトウェアは機器制御や機能をつかさどり、製品の良し悪しを決定づけるものとして重要性は増しています。現在、ソフトウェアのハッキングやリバースエンジニアリングによるセキュリティ侵害は増加し、不正使用や模倣品の生産などは機器メーカーに悪影響を及ぼしており、機器メーカーはその対策に迫られています。

　一方、電子機器における機能実現をソフトウェアで行うことで、ハードウェアベースの製品に比べて総合的なコスト低減が図れるようになります。さらに、機器メーカーはソフトウェアを従来のハードウェア製品と同様に収益化するため、ソフトウェアのライセンス管理や課金などの管理を行うことが重要になってきています。

　セーフネット社は、３０年に渡りデータやID、知的財産の保護に関するソリューションを提供しており、現在では世界１００か国以上、２５，０００を超える企業・政府機関がセーフネット社製品を採用しています。暗号化ソリューションでは、データだけでなくデータの暗号化に使用した暗号鍵も、保管、使用、送信場所を問わず、製品のライフサイクル全体を通して保護し、リバースエンジニアリングなどから製品を守ることが可能です。収益化ソリューションでは、ハードウェアに組み込まれたソフトウェアを保護、管理することができ、改ざんやリバースエンジニアリングからの防御策だけでなく、全く新しいパッケージング方法への対応が可能となり、ソフトウェアの収益化を図るとともに製品開発の生産性を最大限に高めることができます。

　PALTEKは、日本のエレクトロニクスメーカーに対して、FPGAやASSP、アナログなどの半導体や受託設計サービスを提供し、機器メーカーの製品開発をサポートしてまいりました。この度、セーフネット社の暗号化及び収益化ソリューションを提供することで、ソフトウェアによるサービス提供会社、ソフトウェア開発会社及び機器メーカー製品などの付加価値の保護や生産性・収益性を向上に貢献してまいります。

　SafeNet，Inc．Asia　Pacific　VP　Sales，Software　Monetization，Gerard　Paul−Clark氏は次のように述べています。
「セーフネットは、株式会社PALTEKのSentinel製品の販売開始に歓迎の意向を表明いたします。セーフネットのソリューションは、日本国内５，０００社以上の企業や教育機関でご利用いただいております。Sentinel製品は、ソフトウェア開発会社及び機器メーカー製品のライセンスやセキュリティに対する強力な解決策になると確信しております。今後、セーフネットは、ソフトウェアの収益化ソリューションの販売体制をより一層強化してまいります。」

　株式会社PALTEKの取締役の柴田良二は次のように述べています。
　「様々な機器におけるソフトウェアの重要性の増大、ソフトウェアでのサービス提供、システムの仮想化などソフトウェアの重要性はますます高まっている中で、ソフトウェアに対する様々な脅威も増大しています。この分野におけるソフトウェアソリューションの世界的リーダである、セーフネット社のSentinel製品を販売できることを大変うれしく思います。セーフネット社のライセンス管理及び著作権保護ソリューションにより、お各様の課題解決策を提供できるものと考えており、今後当社が得意とする通信機器、産業機器の他、医療、家電、コンピュータなどの幅広い市場に向けて、提案活動を展開してまいります。」


＜セーフネット社について＞
　１９８３年設立。セーフネット社は情報セキュリティ業界の世界的なトップ企業で、グローバル企業の最も重要なデータを保護し、信頼を得ています。セーフネット社は、お客様の貴重な情報を、データセンターからクラウドまで、情報ライフサイクル全般にわたり保護しています。現在、２５，０００を超える企業や政府機関が情報セキュリティの保護、リスク管理、コンプライアンス管理、仮想化・クラウド環境の保護をセーフネット社に委ねています。日本セーフネット株式会社は、米国SafeNet，Inc．の日本法人で、２００１年の設立以来、ネットワークやアプリケーションのセキュリティ製品の日本国内での販売、マーケティング、サポートを提供しています。
　セーフネット社に関する最新情報はウェブサイト　http://www.safenet-inc.jp/をご覧下さい。


＜株式会社PALTEKについて＞
　PALTEKは、１９８２年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して半導体・設計ソフトの販売、受託設計サービスを提供しており、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、最適なハードウェア及びソフトウェアのソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
　株式会社PALTEKに関する詳細は、ウェブサイト　http://www.paltek.co.jp/をご覧下さい。


＜専門用語説明＞
１．リバースエンジニアリング
　機械を分解したり、製品の動作を観察したり、ソフトウェアの動作を解析するなどして、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図、ソースコードなどを調査すること。