Article Detail
アークレイ、流行期の迅速検査・診断をサポートするインフルエンザウイルスキットを発売
流行期の迅速検査・診断をサポート
インフルエンザウイルスキットを新発売
アークレイ株式会社は、インフルエンザウイルスキット「スポットケムi−Line FluAB−S」を12月22日(月)に全国の医療機関へ向けて発売します。一度の検査でインフルエンザA型・B型を迅速判定でき、流行期のインフルエンザ検査をサポートします。
インフルエンザは、毎年冬季を中心に流行し多くの人が罹患する急性ウイルス性感染症で、重篤化すると高齢者の肺炎や小児の脳炎・脳症の併発を招くなどの危険性があります。重篤化や合併症を防ぐには早期診断・治療開始が必須であり、医療現場におけるインフルエンザの迅速検査は重要な役割を担っています。
このたびアークレイ株式会社(以下、アークレイ)が発売する「スポットケムi−Line FluAB−S」は、鼻腔ぬぐい液または鼻腔吸引液中のA型、B型インフルエンザウイルス抗原の検出用キットです。目視判定に加えて専用測定装置(デンシトメトリー分析装置「スポットケムIL SL− 4720」)での判定が可能で、陽性、陰性に関わらず約10分で判定結果を得られます(従来品と比較し5分短縮(※))。迅速な検査により、待ち時間の短縮など患者さまの負担軽減や診療効率の向上、インフルエンザウイルスの伝播機会の減少に役立つと考えます。
アークレイは、これからも即時検査装置やキットの開発を通じ、医療現場での迅速な診断・適切な治療に貢献します。
※当社従来品「スポットケムi−Line FluAB」との比較
*製品画像などは添付の関連資料を参照
<検査ステップ>
*添付の関連資料を参照
<参考資料>
アークレイは、クリニックでの即時検査(POC:Point of Care)向けの簡易検査装置スポットケムシリーズを1988年から発売しています。
「スポットケムIL SL− 4720」はイムノクロマト検査の判定を自動化した小型迅速検査装置で、従来、目視検査が主流であったイムノクロマト検査の判定を、装置によって簡便・迅速・正確に行い、診療の質を高めることをコンセプトに開発されました。専用の試薬カートリッジに名前を記入すると測定結果とともに印字され、検体を取り違えるリスクを軽減します。また、装置の設置面積はA4サイズ以下で場所を取りません。
*参考画像は添付の関連資料を参照
<スポットケムi−Line FluAB−Sの概要>
*概要は添付の関連資料を参照
<会社概要>
商号:アークレイ株式会社
代表者:代表取締役 執行役員社長 松田 猛
所在地:京都市中京区烏丸通四条上ル笋町689 京都御幸ビル10F
電話:050−5527−9301(代表)
創立:1960年6月10日
設立:1963年9月26日
従業員数:1,682名(グループ全体) ※2014年11月1日現在
事業内容:臨床検査用の機器・試薬および検査データ管理システムの研究開発・製造・販売、機能性食品素材の研究開発・販売
以上