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シャープ、中国・上海市に研究開発会社を設立し今春から業務開始
中国で最先端分野の「地産地消」を目指す
中国に研究開発会社を設立
シャープは、中国・上海市に「シャープ先端科学技術研究開発(上海)有限公司」(以下、SLC)を本年1月11日に設立し、今春より業務を開始いたします。
当社はかねてより、現地の販売会社内に先端技術研究開発センターを設置し、商品のソフトウェアを開発してきました。このたび、現地のお客様のご要望や将来ニーズを的確に捉え、革新的な商品を創出するために、当開発センターの体制を強化し、あらたに別会社としてSLCを設立いたしました。
SLCでは、現地に密着したローカルフィット商品の創出に寄与する先端技術の開発と、グローバル事業の核となるテーマの研究開発を行います。また、これらを実現する人材の育成や、現地の大学や研究機関とも連携したオープンイノベーション機能も強化します。
今後、SLCの体制を順次強化するとともに、モノづくりの最上流にある研究開発から、商品企画、生産、販売等までを現地化し、中国における「地産地消」を推進します。さらに日本、アメリカ、イギリスにある研究開発拠点と連携した「4極研究開発体制」を構築し、研究開発の強化を図ってまいります。
■新会社の概要
会社名:シャープ先端科学技術研究開発(上海)有限公司
(中国語名)夏普高科技研発(上海)有限公司
(英語名)SHARP LABORATORIES OF CHINA CO., LTD.(略称:SLC)
所在地:上海市張江高科技園区張東路1387号2棟101号,102号
代表者:董事長(会長) 菅野信行(シャープ株式会社 常務執行役員)
董事兼総経理(社長) 呉 亜棟
研究テーマ:環境技術、エネルギー技術、電子情報通信技術、材料技術の研究、開発
資本金:140万米ドル
人員:65名(今春 予定)
設立日:2011年1月11日
■シャープ先端科学技術研究開発(上海)有限公司(概観)
※添付の関連資料を参照