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日本IBM、Excelなどと連携を強化した「IBM Cognos TM1 V10.2」を発表
ビジネスの現場でさらに計画・分析を活用できるCognos TM1最新版
日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、企業のさまざまな部門におけるビジネスの計画、分析、予測、およびレポートのための統合プラットフォームを提供するソフトウェアの最新版「IBM(R) Cognos TM1 V10.2」を発表します。最新版ではマイクロソフトの表計算ソフトウェア「Microsoft Excel」との連携機能の強化、Apple iPadからのアクセスの実現、パフォーマンスの向上などを実現しています。ライセンス使用料金は830万円(税抜、最小構成)からで、本日よりIBMおよびIBMパートナー経由で販売および提供を開始します。
事業のグローバル化、またモバイルやクラウドの普及などにより、市場やビジネスの変化のスピードはますます加速すると同時に、企業のビジネスに関わるデータ量や種類も増加しつづけています。そして、ビッグデータを分析して得た知見を活用し変化する環境への対応力を強化したいという需要は、企業の中長期的な経営のみならず、事業部門、店舗、さらには営業担当者個人へと対象が拡大し、日々や時間ごとなど、迅速かつ細分化された分析サイクルが求められています。
これらの需要にこたえるため、IBMは、迅速かつ強力な分析機能を、一般的な表計算ソフトウェアと同等のインターフェースと知識で活用いただけるソフトウェア製品「IBM Cognos TM1(以下:Cognos TM1)」を提供しています。組織のパフォーマンスを最適化するためのビジネスの計画、分析、予測、そしてレポートの作成と、その共有、承認ワークフローまでをひとつの統合ソリューションとして導入いただけます。
本日発表の最新版V10.2では、Microsoft Excelから直接Cognos TM1のデータにアクセスできるようになります。これにより、Cognos TM1で作成されたキューブ(多次元データモデル)をMicrosoft Excelで再利用してデータを確認しレビューすることはもちろん、Microsoft Excel上で自由にCognos TM1のデータを使った表やグラフを作成することができます。
また、V10.2より、Apple iPadからCognos TM1のアプリケーションへのアクセスが可能になりました。Apple iPadから計画の作成、分析、およびレビューのワークフローへの参加ができるようになることで、オフィスの外でも迅速に事業に関するデータを活用したビジネスの判断を支援します。
加えて、V10.2では、サーバーのCPUごとに分析リソースを稼働させることができるため、1つのサーバーの中で並行して分析機能を活用することができ、システム資源の最適化と作業の効率化を実現します。
IBM Cognos TM1の詳細および最新情報は、以下のURLを参照ください。
http://ibm.com/software/jp/data/cognos/products/tm1/
IBMはこれからも、ビジネス上の課題へ包括的に対応する、高度なテクノロジーと容易な操作性を実装するアナリティクスに関する製品やソリューションを提供し、お客様のさらなる成長と変革を支援していきます。
※以下の資料は、添付の関連資料「参考画像1〜4」を参照
・IBM Cognos TM1 V10.2画面イメージ
以上
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http://www.ibm.com/software/jp/analytics/cognos/
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