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SCSK、新データセンターを千葉県印西市に建設

2013-03-14

データセンター(netXDC)の建設を決定
〜 SCSKデータセンター基盤のさらなる増強を実現 〜



 SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸 信英、以下SCSK)は、国内で11箇所目となる新データセンター(netXDC)を千葉県印西市に建設することを決定しましたのでお知らせします。
 今回建設する新データセンターは、昨年SCSKの既存データセンター横に取得した土地(19,260m2)に、第I期棟として建設するもので、延床面積は約13,000m2(1,600ラック規模)を予定しており、これによりSCSKの全データセンターの延床面積は約73,000m2(約2割増加)となります。今回のデータセンター建設にかかる総投資額は145億円程度となる見込みであり、2014年末のサービス提供開始を予定しています。
 なお、今後の旺盛なデータセンター需要の動向に応じ、延床面積は最大36,000m2(4,800ラック規模)までの拡張も検討することとしており、その場合、SCSKのデータセンターの延床面積は最大で約96,000m2と国内有数の規模となります。


1.背景・目的
 昨今、企業を取り巻く経営環境は急速に変化しており、この変化に柔軟に対応し、経営スピードを上げてビジネスを改革する手段として、クラウド・コンピューティングが注目されています。また、東日本大震災を契機として、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)やDR(Disaster Recovery:災害復旧)などの企業の事業継続に関する意識が高まっています。
 これらの要件に応えるため、新データセンターはSCSKが提供してきたクラウド基盤であるUSiZE(ユーサイズ)シリーズの中核センターとして、ハイブリッドクラウドの実現を加速させます。また、基幹系システムの戦略的アウトソーシングを実現する高い安全性と環境性能を備え、クリティカルなシステムの運用実績を持つSEを配置する事で、高度な基幹系システムの運用にも柔軟に対応できるサービスを提供します。


2.新データセンターの特徴
 1)郊外型大型データセンターによるさまざまなメリットを提供
  (1)1,600ラック規模の大型データセンター(I期棟)
  (2)1ラック平均8kVA(実効)が可能な高効率性
  (3)既存データセンターとの一体運営によるコストの低減
 2)高い安全性と環境性能の確保
  (1)国内最高レベルの耐震性を確保(縦揺れと横揺れの両方を低減する技術を導入予定)
  (2)外気冷房の導入による省エネルギー化を予定(PUE1.3程度を目標)
 3)運用SEを常駐配置する事による高度な運用サービスの提供
  (1)フルアウトソーシングを可能とする、運用実績が豊富な運用SEを配置
  (2)ITIL(IT Infrastructure Library)をベースに標準化された運用プロセスにのっとり、高品質な運用サービスを提供
  (3)運用SEによる改善提案活動により、さらなる安全性の向上および効率化を支援


3.新データセンター建設概要
 所在地:千葉県印西市
 敷地面積:19,260m2(5,836.37坪)
 竣工予定時期:2014年12月
 建物:地上6階、棟屋1階(免震)
 電源設備:66kVループ受電、既存引き込みループ分岐
 ガスタービン式発電機(無給油連続72時間稼働)、UPS(10分補償)
 冷却設備:外気冷却+高効率インバータターボ冷凍機
 ラック数:1,600ラック(I期棟)



掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。


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