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パイオニア、米沢事業所内に有機EL照明パネルの生産会社を設立
〜有機EL照明の本格事業化へ〜
パイオニア 有機EL照明パネルの生産会社を設立
パイオニア株式会社は、東北パイオニア株式会社(以下、東北パイオニア)米沢事業所で生産を行っている有機ELパネル事業において、有機EL照明パネルの開発および生産を行う新会社を設立しました。
当社は三菱化学株式会社(以下、三菱化学)と共同で、2011年7月に、発光層を蒸着プロセスで成膜した世界初の“カラー調色・調光型有機EL照明モジュール”の量産を開始しました。また、2012年6月には、三菱化学との共同開発において、発光層を塗布プロセスで成膜した有機EL素子の開発に成功し、量産技術の確立に向けた検証設備の設置を決定しました。
新会社は、パイオニアが三菱化学と共同開発を進める中で、有機EL照明パネルの大幅な原価低減のため発光層を塗布プロセスで成膜し量産することを目的としており、パイオニアと三菱化学は照明用途に適した性能向上を目指してさらなる開発を行ってまいります。
新会社の設立を通じてパイオニアは、有機EL照明事業をさらに強化し、2014年の本格事業化に向けて着実に活動してまいります。
【新会社の概要】
・名称 :パイオニアOLEDライティングデバイス株式会社
・本店所在地 :神奈川県川崎市幸区(パイオニア本社内)
・工場所在地 :山形県米沢市(東北パイオニア 米沢事業所内)
・資本金 :2億円
・株主 :パイオニア 100%
・代表者 :代表取締役社長 猪鼻治行(いのはな はるゆき)
・人員 :約30名
・設立日 :2013年1月25日
・事業内容 :塗布型有機EL照明パネルの開発・製造