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NTTデータ、NTTドコモなどと多様な通信・放送手段を連携させた災害情報システムの実証実験を実施

2012-11-14

「多様な通信・放送手段を連携させた多層的な災害情報伝達システムの研究開発」
フィールド実証実験を開始

〜地域住民への災害情報の確実かつ迅速な伝達に向けた取り組み〜



 株式会社NTTデータ(代表取締役社長:岩本 敏男 本社:東京都江東区)は、株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:加藤 薫 本社:東京都千代田区)、マスプロ電工株式会社(代表取締役社長:端山 佳誠 本社:愛知県日進市)、国立大学法人東北大学(電気通信研究機構長:中沢 正隆 本部:宮城県仙台市)、日東紡音響エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:静永 秀宏 本社:東京都墨田区)と共同で、総務省が委託する「多様な通信・放送手段を連携させた多層的な災害情報伝達システムの研究開発」のフィールド実証実験を実施します。
 本研究開発は、東日本大震災において浮き彫りとなった住民への災害情報伝達の課題を解決するため、緊急速報メールやワンセグ等の多様な通信・放送手段を連携し、住民へ確実かつ迅速に災害情報を伝える仕組みを実現すべく取り組んでいるものです。
 このたび、システムの技術確立および実用化を目指し、2012年11月より石巻市、気仙沼市他にて、フィールド実証実験を開始します。


【背景】
 東日本大震災による被害は広範囲に及んでおり、防災行政無線をはじめとする地域の災害情報を伝達するシステムについても、地震そのものによる被害のほか津波による浸水や流出等により、設備等の機能停止や倒壊など多大な被害が生じ、災害情報が住民に確実に伝わらなかった問題が指摘されました。一方、今回の大震災においては携帯電話やラジオ、ワンセグ端末等が、住民が情報を得る手段として有効活用されたとの調査結果が出ています。
 本研究開発は、住民の安心安全確保のため、緊急速報メール、ワンセグ等の多様な通信・放送手段の組み合わせにより、住民への情報伝達ルートを多層化し、災害時の避難情報や警報等を確実かつ迅速に伝える災害情報伝達システムの実現を目指すものです。
 このたび、システムの技術確立および実用化を目指し、各研究機関の研究成果を組み合わせた総合的なフィールド実証実験を、2012年11月より石巻市を皮切りに気仙沼市他にて行うこととなりました。


【フィールド実証実験概要】
 フィールド実証実験では、津波警報や避難勧告等、実際の災害シナリオに沿って、携帯電話、スマートフォン、パソコン、カーナビ、屋外スピーカー、火災警報器等の複数種類の受信端末に一斉に災害情報を配信します。実際のフィールドでの稼働検証および効果検証により、今後の実用化を図る上で重要となるシステム機能および技術の妥当性、有用性の確認、社会への受容性などの評価を行います。



※以下、「研究開発概要」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照


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