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CTC、鹿児島銀行の仮想化共通基盤を構築

2012-11-03

CTC、鹿児島銀行の仮想化共通基盤を構築
仮想化技術活用でサーバ台数を9割削減



 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、株式会社鹿児島銀行(頭取:上村 基宏、本社:鹿児島県鹿児島市、以下:鹿児島銀行)の仮想化共通基盤を構築しました。仮想化技術により138台のサーバを12台に集約統合し、今後5年間でITコスト5割、電力量6割削減を見込んでいます。今回、CTCでは、構想策定・構築・リモート運用・監視サービスまでをトータルで提供します。

 CTCは、仮想化・統合化ビジネスにいち早く取り組み、マルチベンダーの強みや自社データセンタで培った保守・運用サポート力を活かしたITインフラの構築実績が多数あります。豊富な実績と技術力を基に独自開発したITインフラ最適化コンサルティングサービス「SOIDEAL」や、仮想化基盤の運用を支援するITインフラマネジメントサービス「RePlavail」などのお客様のプライベートクラウドを実現するサービスを提供しています。

 鹿児島銀行では、「SOIDEAL」を活用して、勘定系システムを除く情報系システムを仮想化共通基盤へ統合します。システム更改を迎えるシステムから順次移行をし、5年で完全移行します。仮想化共通基盤の導入により、サーバ台数は従来に比べて9割、ITコスト、電力量は5割以上削減され、省電力・省スペース化を実現予定です。また、行内のサービス・運用を標準化し、運用負荷の軽減と業務効率化を図ります。導入後は、仮想化環境に特化した24時間365日の遠隔運用監視サービス「RePlavail」を導入し、仮想化共通基盤の安定稼働とリソース最適化を実現し、仮想化統合効果の最大化を図るとともに災害対策を強化する予定です。

 CTCでは、今後も、仮想化共通基盤や、プライベートクラウド環境構築などの様々なニーズにお応えし、お客様のITインフラをトータルサポートしていきます。


 今回の発表にあたり、ヴイエムウェア株式会社からコメントを頂いております。

 ヴイエムウェア株式会社は、この度、株式会社鹿児島銀行様が情報系システムを仮想化共通基盤へ統合・構築し、その仮想化インフラとしてVMware vSphere(R)を選択下さったことを大変嬉しく思います。
 伊藤忠テクノソリューションズプライベートクラウドを実現するサービスと、ヴイエムウェアにより構築された仮想化共通基盤の融合は、お客様のより最適なIT投資をサポートいたします。
 今後も、伊藤忠テクノソリューションズとヴイエムウェアが連携することで、先進的で、画期的なソリューションをお客様へ提供し、お客様が安心してクラウド基盤構築に取り組めるように、ますます支援してまいります。

 ヴイエムウェア株式会社
 パートナービジネス本部 本部長 中村 共喜


※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上

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