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昭和電工とエア・ウォーター、エレクトロニクス分野向け特殊材料ガス製造合弁会社を設立

2010-11-30

エレクトロニクス分野向け特殊材料ガス製造合弁会社設立について



 昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平、以下、昭和電工)とエア・ウォーター株式会社(会長兼社長:青木 弘、以下、エア・ウォーター)は、今般、エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスを製造する合弁会社を設立することで合意いたしました。


1.合弁会社設立の背景・目的

 エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスは、太陽電池、半導体、液晶パネル、LEDなど様々なエレクトロニクス製品の生産工程において使用され、アジア地域を中心にその需要は着実に拡大しています。また、エレクトロニクス製品に対する高品質・高機能性・省エネルギー・省スペースといったニーズは年々高まっているため、特殊材料ガスにおいても、それらに応えられる新規材料の開発、商品化のための設備投資が今後一層必要となってきています。
 このように量的・質的拡大を続ける特殊材料ガス市場において的確に対応するために、昭和電工とエア・ウォーターは、[1]先端かつ新規性に富み、[2]地球環境に与える負荷が小さく、[3]グローバル規模で事業展開が可能な特殊材料ガスについて、事業の一部を共同運営していくことで合意いたしました。
 両社は製造合弁会社を設立し、特殊材料ガスの効率的生産体制の構築や両社技術力の活用による様々な新規材料の商品化を目指してまいります。一方、両社は、合弁会社が生産した製品を引き取り、夫々の流通経路を活用して個別に製品を販売してまいります。
 合弁会社では、このたびCIGS型(銅、インジウムガリウム、セレンの4つの元素を使った)太陽電池パネルの光吸収層の成膜に必要なセレン化水素の生産設備を昭和電工徳山事業所内(山口県周南市)に設置いたします。年産能力は40トンであり、2011年6月より操業開始の予定です。CIGS型太陽電池は、理論光変換効率が多結晶シリコン型とほぼ同等であるため、大型太陽光発電用途等で大きく期待されています。
 昭和電工とエア・ウォーターは、今後、事業の共同運営を一層加速させるために、合弁会社の生産品目の充実や国内外を問わず最適立地に則した生産拠点の設置等の検討を重ねてまいります。


2.合弁会社の概要

 (1)会社名:昭和電工エア・ウォーター株式会社
 (2)設立時期:2010年12月(予定)
 (3)本社所在地:東京都港区芝大門一丁目13番9号
 (4)資本金:1億円
 (5)出資比率:昭和電工51%、エア・ウォーター49%
 (6)事業内容:エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスの製造


以上

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