みずほ情報総研、川崎汽船にｉＰａｄ活用の会議運営・ペーパーレス化支援ソリューションを提供

―　役員会議における運営の効率化とペーパーレス化を実現　―
川崎汽船、ｉＰａｄ（ＴＭ）を活用した会議用ソリューション「ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ（ＴＭ）−１」を導入



　みずほ情報総研株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：井上　直美）はこのたび、川崎汽船株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：朝倉　次郎）に、ｉＰａｄの活用により会議運営の進行とペーパーレス化を支援するソリューション「ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ−１（エムエイチアイアール　スマート　ワン）」を提供しました。なお、川崎汽船では、実際の会議における検証を経て５月から本格利用を開始しています。

　川崎汽船では、以前より様々なシステムの導入により業務効率化を推進しており、その一環として、役員会議における運営効率の向上のため、ペーパーレス化を促進する会議進行支援システムの導入を検討していました。同社では、電子化した会議資料を会議中に電子ディスプレイに表示させるだけではなく、参加者による会議資料の事前確認、会議中の資料へのコメント入力ならびに資料の先読みまでペーパーレス環境で実現できることを、新たに導入するシステムの要件として挙げていました。

　当初はパソコン版のペーパーレス会議ソリューションの導入を検討しておりましたが、役員会議におけるペーパーレス化の要件を十分に満たした機能性と、その機能性にマッチした価格面が高く評価され、採用されるに至りました。同社では本システム用に既設のサーバーを利用。当初３５台のｉＰａｄを役員向けに導入し、利用を開始しています。

　「ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ−１」は、ｉＰａｄを用いて会議情報の管理から進行支援、セキュリティ管理、議事録作成支援（オプション）までのトータルな会議管理を実現する、会議運営支援ソリューションで、昨年１０月の販売開始以降、既に複数社の企業で活用されています。同ソリューションの導入により、参加者はｉＰａｄ上で資料のダウンロードや書き込み、書き込みした資料のメール送信が可能となるほか、発言者は参加者が使用するｉＰａｄ上の資料の一斉連携が可能となるなど、会議への参加負荷を軽減し、ペーパーレス化を促進します。また、資料の保管期間に応じてｉＰａｄやサーバから資料を自動削除するとともに、会議情報やユーザー、端末を関連付けて管理することで、不正なアクセスも防止できます。

　みずほ情報総研では、＜みずほ＞で培った豊富なノウハウや実績をもとに、これからも最先端の技術を活用したソリューション開発を行い、金融機関をはじめとする多くのお客様へ付加価値の高いサービスを提供していきます。

　＊「ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ」は、みずほ情報総研株式会社の商標です。
　＊ｉＰａｄは、米国Ａｐｐｌｅ　Ｉｎｃ．の商標です。


＜「ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ−１」機能・構成概要図＞

　※添付の関連資料「参考画像」を参照


＜ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ−１の特徴＞
　【資料操作連携機能】
　　発言者がｉＰａｄの資料ページ操作・ポインタを操作すると、会議参加者全員のｉＰａｄにも操作が連携される機能。参加者が該当ページを探す必要がなく、スムーズな会議進行が可能になります。連携するかしないかは参加者が選択可能です。

　【発言者切り替え機能】
　　発言者は随時自由に変更することができますので、各部門の発表など順番に発言者が変わる会議でもスムーズな進行が可能です。

　【参加者支援機能】
　　参加者はｉＰａｄ上で個別にマーキングをすることができます。書き込んだメモや資料をメールで送ることも可能です。ファイル・ページ操作もサムネイル機能を搭載しています。

　【強固なセキュリティ】
　　資料の保管期間に応じてｉＰａｄやサーバから資料を自動削除、会議情報・ユーザ・端末を関連付けて管理することによって、不正なアクセスを防止します。

　【議事録作成支援システム（オプション機能）】
　　各ｉＰａｄの録音ファイルをサーバに集約し、各音声ファイルを１つの音声ファイルに合成し、音声のテキスト化を行ないます。そのテキストを編集することにより、効率的でスピーディーな議事録作成を支援します。

　【「ＭＨＩＲ＋ＳＭＡＲＴ−１」の詳細はこちらをご覧下さい。】
　　http://www.mizuho-ir.co.jp/solution/improvement/it/smartphone/smart1/