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東京医科歯科大と東大、難治性スキルス胃がんの治療標的候補となる活性化遺伝子変異を同定
難治性スキルス胃がんの治療標的候補となる活性化遺伝子変異を同定 ―がんのゲノムシーケンシングの成果― 【ポイント】 ◆日本人のスキルス胃がん(びまん性胃がん)のゲノムシーケンシングによりRHOA(ローエー)遺伝子の変異を同定しました。 ◆RHOA遺伝子は細胞運動・増殖制御に関わる遺伝子で、今回見つかった変異は解析の結果、がん化を促進する活性化変異であることが分かりました。 ◆スキルス胃がんは難治がんの代表であり現在有効な分子標的治療薬が存在しません。今回発見したRHOA遺伝子の活性化変異はスキルス胃がんに対する新規の治療標的となる可能性があります。 東京医科歯科大学・難治疾患研究所・ゲノ...