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TANAKAホールディングス、田中貴金属インターナショナルのマレーシア現地法人が稼働開始

2011-12-03

田中貴金属インターナショナル、マレーシア現地法人が12月1日より本格稼働開始
自動車機器や高輝度LEDなどパワー半導体向け材料を販売強化



 TANAKAホールディングス株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌)は、田中貴金属グループ製品の輸出入販売を行う田中貴金属インターナショナル株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:沼井芳典)のマレーシア現地法人(ペナン州、以下:TKIマレーシア)が、12月1日より本格的に業務を開始することを発表します。

 これにより、半導体産業(自動車やLED向けなど)が盛んなペナン州およびペラ州イポー市において、半導体向け材料をはじめとした田中貴金属グループが展開する全ての工業用貴金属製品を、日系企業やグローバル企業などの現地顧客に根差しながらスピーディに販売することができます。堅調な経済成長を続けるマレーシアにおいて、更なる販路拡大を図ることで、これまでの月8,400万リンギット(約20億円)の売上高を、2012年度には月1億2,000万リンギット(約30億円)にまで引き上げることを目指します。


■“パワー半導体向け材料”や“銅製ボンディングワイヤ”でシェア拡大を狙う
 特に、マレーシアでは現在、大電流が必要な自動車機器や産業機器のほか高輝度LED(発光ダイオード)といったパワーエレクトロニクス製品が本格的に需要拡大しています。同時に、産業界ではエレクトロニクス部品の実装において鉛フリー化が要求されています。TKIマレーシアでは、パワー半導体の導電用接着剤として使われる鉛フリー対応の銀ペーストを販路拡大の主力製品として、現地顧客に密着した研究開発支援や販売を行い、マレーシアでの各種工業用貴金属製品の販路拡大を図ります。

 また、半導体業界では、金相場が高値圏で推移している中、半導体集積回路と外部電極をつなぐボンディングワイヤ(配線材)について、金製よりも安価な銅製へ本格的に置き換えが進んでいます。TKIマレーシアは、銅製ワイヤなど代替材料の現地販売を可能にすることで、増える需要を取り込み、マレーシア半導体産業で更なるシェア拡大を目指します。

 TKIマレーシアは、ペナン州およびペラ州イポー市において、いち早く現地顧客に根差した販売体制を確立するため、2011年4月に現地法人として設立されました。これまではボンディングワイヤと、ハードディスク磁性層向け白金合金を中心に取り扱い、主に既存顧客の現地対応を行ってまいりましたが、マレーシアの堅調な経済成長に伴い、今後は更なる販路拡大が見込めると判断し、田中貴金属グループ全製品の現地販売体制を確立しました。将来的には販売対応エリアをマレーシア全土に拡大することや、貴金属材料のリサイクルシステム確立も検討し、更なる業容の拡大に努めてまいります。


※「田中貴金属インターナショナル マレーシア現地法人の概要」など参考資料は、添付の関連資料を参照

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