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DOWAホールディングス子会社、、リチウムイオン電池のリサイクル事業を商業化

2010-11-12

リチウムイオン電池のリサイクルを商業化
〜DOWAのネットワークと既存設備を活用し、多様な顧客ニーズへ対応〜


 当社(東京都千代田区外神田4丁目14番1号 資本金:364億円 社長:山田政雄)子会社のDOWAエコシステム(株)(同所 資本金:10億円 社長:古賀 義人)は、同社の既存拠点において、リチウムイオン電池の製造工程から発生するスクラップおよび使用済み電池のリサイクル事業を商業化しました。

 リチウムイオン電池は、パソコンなど家庭用電化製品での使用に加えて、自動車その他の産業用分野においても急速に普及し始めています。今後一層の増産が見込まれるなか、資源循環や原料確保の観点からも、リチウムイオン電池に含まれるコバルトニッケル、リチウムなど希少金属のリサイクルが求められています。また、電池の軽量化・低コスト化の進展によるコバルトなどの高価な希少金属の使用量減少にともない、安価で適正なリサイクルへのニーズが高まってきています。

 DOWAエコシステム(株)では、リチウムイオン電池の材料の製造から最終製品に至るまでの過程で、各メーカーなどから発生する工程スクラップおよび使用済み電池を回収し、金属リサイクルを行います。正極材スクラップからは高純度のコバルトを回収し、正極材原料としてリサイクルします。使用済みのリチウムイオン電池は、当社の産業廃棄物中間処理工場などの既存設備を活用することで年間1千トン以上を受け入れ、処理・分離を行って製錬原料とすることができます。

 また、リチウムイオン電池の回収では、これまで当社が培ってきた収集運搬ネットワークを活かし、効率的な集荷を行うことができます。DOWAグループでは、既存事業の強みを最大限発揮し、今後のリチウムイオン電池の普及促進に合わせて、各顧客のニーズに応じた最適なリサイクルの実現を図ってまいります。

 加えて、DOWAエコシステム(株)ではリチウムイオン電池から高濃度のリチウムを精製する技術開発にも成功しており、リチウムイオン電池用の原材料としてリチウムの供給も合わせて検討しております。

 当社の環境・リサイクル事業は、今後とも社会および顧客ニーズへの幅広い対応を推し進め、国内のみならずアジアにおけるNo.1の環境・リサイクル会社を目指してまいります。


※参考画像は添付の関連資料を参照

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