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ログイット、金融商品取引に特化した通話録音システム「NICE Trading Recording」を販売
トレーディング・フロアでの金融商品取引に特化した通話録音システム
「NICE Trading Recording」の販売を開始
ログイット株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:小宮 泰喜、以下ログイット)は、Nice Systems社の「NICE Trading Recording」(ナイス・トレーディング・レコーディング)の販売を2011年9月26日(月)より開始いたしました。
【「NICE Trading Recording」の特長】
証券業を始めとした金融商品取引を行っているトレーディング・フロアでは、お客様やトレーダー(※1)との間で様々な会話が行なわれています。トレーダーの業務では、お客様の会話を録音し、また再生することがありますが、第三者(他のトレーダー)が通話録音の再生を行うことは、誤りも含め、コンプライアンスの観点から回避すべき事項でありました。
「NICE Trading Recording」は録音音声の暗号化機能や監査証跡機能を標準装備しているため、トレーディング・フロアでの情報保全の強化に加え、お客様に対する金融取引業務について質の高いサービスの提供が可能になります。
≪特長≫
◆対応トレーディングシステムベンダー(※2)
IPC、BT ITS、OBS、SpeakerBusなどトレーディングシステムベンダー各社の通信方式に対応し通話録音を実現します。
◆スケーラブルソリューション
1台で通話録音機能と管理機能を実現する小規模構成から、通話録音機能のみを複数拠点に配置し、センターから録音音声データを集中管理する分散構成まで、用途に応じたシステム構成を組むことが可能です。
◆冗長化対応
システム全体のアクティブ−スタンバイ構成や通話録音機能、CTI連携機能など機能毎の冗長化が可能です。
◆BCP(※3)対応
災害発生時、主拠点での業務をBCPサイトで継続可能なシステム構成を組むことが可能です。
◆セキュリティー
録音音声暗号化、監査証跡、マルチレベルパスワード、ユーザーのドメイン認証など様々な情報セキュリティーに対応します。
◆再生申請・承認機能(オプション)
トレーダーが管理者の承認無く録音した音声を再生しないよう、管理者が再生承認する機能を利用することにより録音音声の秘匿性を保つことが可能です。
≪販売に関して≫
「NICE Trading Recording」の販売目標は下記のとおりです。
◇販売形態:主にシステム・インテグレーター(※4)による間接販売
◇初年度販売目標:10システム
◇トレーダー席数:500席まで(1席4チャネル録音、計2000チャネル録音)
※記載の製品名および社名は、各社の登録商標または商標です。
※仕様は予告なく変更する場合があります。
≪用語解説≫
※1 トレーダー
株式・債権等の金融商品全般における売買注文対応および情報提供者。
※2 トレーディングシステムベンダー
トレーディングシステムのインテグレーション、導入プロジェクトの実施、機器を扱う企業。
システム・インテグレーターと共同でシステム構築を行う。
※3 BCP(business continuity plan)
事業継続計画
※4 システム・インテグレーター
情報システムの導入において、設計、開発、運用保守までを一括で請負する企業のこと。
トレーディングシステムベンダーと共同でシステム構築を行う。
【NICE Systems社について】
ナイスシステムズは、通話録音システムを始め、さまざまなマルチメディア情報から顧客の行動や心理状態を分析するソリューションも提供するリーディングカンパニーです。ナイスシステムズの取引先は、フォーチュン100企業のうち80社以上を含み、世界150か国・25,000社以上に上ります。
会社の詳細は、http://www.nice.com/をご覧ください。
【ログイット株式会社について】
ログイットは、通話録音システムの販売および開発を中心に、先端の音声認識や音声合成技術を組み合わせたソリューションを提供しています。
会社の詳細は、http://www.logit.co.jp/をご覧ください。