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東芝ITサービス、プライベートクラウドの導入・運用サポートのサービスメニューを販売
東芝ITサービスは、"仮想化トータルサポート「V"s−care(R)」"を強化し、
プライベートクラウドの導入・運用サポートを可能にしました。
「東芝ITサービス株式会社」(本社:東京都港区芝浦4−9−25、取締役社長:石橋 英次、以下東芝ITサービス)は、プライベートクラウドにおける導入・運用フェーズのサービスメニューを本年7月より販売開始し、9月よりサービス提供開始する事を発表します。
東芝ITサービスは、2009年10月よりご提供させて頂いている"仮想化トータルサポート「V"s−care(R)」"にプライベートクラウドを運用する上で必要となる「標準化/自動化」機能をサポートしました。
これにより、仮想化からプライベートクラウドに至るまでの導入・運用保守を一貫して「V"s−care(R)」にて提供する事を可能としました。
東芝ITサービスが提案するプライベートクラウドは、システム単位、部門単位に導入したシステム(リソース)を仮想化技術により統合(プール)し、それらのリソースを「標準化」したテンプレートとして登録。
利用者は、セルフサービスポータルからゲストOSの利用申請を行なう事により、「自動的」に標準化されたテンプレートが、リソースとして割り当てられる一連の仕組みを有しています。
"仮想化トータルサポート「V"s−care(R)」"は、2009年10月よりサーバ仮想化のサポートをリリースさせて頂き、クライアントPC仮想化へのサービス領域を拡大、この度クラウドを支えるサービスへと成長させていただきました。
今後は、プライベートクラウド環境にとどまらず、ハイブリットクラウド環境におけるトータルサポートへとサービス領域を拡大し、様々なクラウド環境が混在するお客様システムの安定稼動を支えてまいります。
東芝ITサービスは、プライベートクラウドを新規に導入するお客様や、仮想化システムをプライベートクラウドに拡張したいお客様に対して本サービスを提供していきます。
今回新たにリリースしたメニューは、以下の8つのメニューとなります。
<導入フェーズ>
1)クラウド管理ソフトウェア設計構築サービス
クラウド管理ソフトウェアの設計構築とITILに沿った運用要件の取りまとめを行ないます。
2)サーバプロビジョニング設計構築サービス
ゲストOS作成時に必要なテンプレートの雛形とリソースプールの作成を行ないます。
<運用保守フェーズ>
3)クラウドプラットフォーム構成管理
ハードウェア及び、ホストOS、ゲストOSの構成を一元的に管理します。
4)システムリソース傾向分析
ホストOS、ゲストOSのCPU、メモリ、DiskI/O、ネットワークにおける将来のリソース使用率を予測し報告します。
5)サーバプロビジョニング作業代行
事前に作成したテンプレート、リソースプールを用いゲストOSを作成します。
6)仮想サーバの管理
ゲストOSの起動/停止/削除、移動など、仮想サーバの一元管理を行ないます。
7)セルフサービスポータルの管理・運用
ユーザの管理およびユーザが使用するリソースプールとテンプレートの紐付けを行ないます。
8)電力使用量分析
クラウドプラットフォームにて使用しているハードウェアの使用電力量を報告します。
当社は、このサービスの提供により、2013年には、仮想化+プライベートクラウドに関わる事業全体の累計で50億円のビジネス規模を見込んでおります。
今後とも東芝ITサービスは、運用・保守のサービス会社として市場に貢献し、「お客様に安心頂けるサービス」のご提供を目指してまいります。
<提供価格(参考価格)>
例:プライベートクラウド導入
(中規模:ゲストOS数20程度で既にサーバ仮想化環境をお持ちの場合)
2,200千円〜
*同規模でもお客様のシステム環境、負荷状況によりご提供価格は異なります。
*その他、記載の会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
以上