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ソフトフロント、仮想マシン上で動作するメディア転送サーバー「コネクテリア」を販売
メディア転送サーバー『コネクテリア』を販売開始
〜パーソナル・クラウドサービスを専用機器なしで実現、「Interop Tokyo 2011」に出展〜
株式会社ソフトフロント(東京本社:東京都港区 代表取締役社長:阪口 克彦 以下、ソフトフロント)は、メディア転送サーバー『コネクテリア』の販売を2011年6月8日より開始いたします。
ソフトフロントは、SIPに関する技術開発とその商用展開を推進してまいりましたが、その過程において、セッション上でやりとりされる音声、ビデオ、ファイルといった”メディア”の送受信についても、さまざまなノウハウを蓄積してまいりました。
昨今のスマートフォンやタブレット端末の爆発的普及、先の東日本大震災で改めて認識されたライフラインにダメージが与えられた状況下におけるネットワークツールの有意性、パブリック・クラウドサービスのセキュリティ面への懸念といった諸要因を受け、メディアデータの送受信にも「利用者の利便性を損なわないまま、如何に安心・安全にデータのやりとりを実現できるか」という課題がより一層求められるようになりました。
今般、ソフトフロントが販売を開始する『コネクテリア』は、「エリアをコネクト」をコンセプトに、過去に蓄積したメディア送受信に関するノウハウに、仮想化技術、クラウドコンピューティング、IPv6等の技術トレンドを融合させた、仮想マシン上で動作するメディア転送サーバーです。『コネクテリア』を用いることによって、どこからでも簡単かつ安全にデータにアクセス・共有できるパーソナル・クラウドサービスを従来のような専用機器なしで実現させることができます。
なお、6月8日より3日間の日程で幕張メッセにて開催されるInterop Tokyo 2011では、『コネクテリア』を応用した、ファイル送受信ソリューション「Connecteria−FS」をデモ展示いたします。
ソフトフロントは『コネクテリア』を通じて、従来のP2Pとは異なる、どなたでも安心・安全にお使いいただける、次世代のシームレスなエンドツーエンド通信のご提供を進めてまいります。
■『コネクテリア』 基本機能
1.パケット転送機能
−異なるネットワークセグメント間でのパケット中継・転送
2.IPv4⇔IPv6変換機能
−IPv4ネットワークとIPv6ネットワーク間でのパケット中継・転送
3.認証機能
−許可されていないIPアドレスからの接続拒否
4.死活監視機能
−一定期間、更新のないセッションの自動削除
−一定期間、メディア送受信が行われていないセッションの自動削除
■「Connecteria−FS」 概要
「Connecteria−FS」はPCのローカルディスクをクラウドストレージ化し、別のネットワーク上のPCやAndroid端末とのセキュアなファイル配信や同期を実現するシステムです。このため、重要なデータを第三者のクラウドストレージサーバーに置く必要がなく、オンラインストレージサービスのセキュリティへの不安が解消されます。
■「Connecteria−FS」 システムイメージ
※添付の関連資料を参照
■「Connecteria−FS」 応用イメージ
・パーソナルユース
−個人やグループでのクラウドストレージ
−スマートフォンでのダイレクト安否確認
−位置情報を利用したチェックインサービス等と連携したダイレクトマーケティング
・エンタープライズユース
−オフィスと出先の社員や在宅勤務者間の業務用ファイルの送受信
−IT部門から利用部門への各種ファイルの一斉配信
※価格及び販売方法につきましては、規模・構成等によって異なりますのでお問合せください。
※記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
※掲載文中では、TM、(R)マークは原則として明記しておりません。
【プロフィール】
株式会社ソフトフロント
1997年設立のSIPとVoIPを核技術としたソフトウエア開発企業です。IP電話や第三世代携帯電話で通信プロトコルとして採用されているSIPに早くから注目し、SIP/VoIP関連技術の開発に注力してまいりました。現在は、今まで培ってきた様々な技術やノウハウをもとに、NGN(次世代IPネットワーク)構想の本格化にあわせ、携帯電話などの各種通信機器メーカー、情報家電機器メーカーや通信事業者にSIP/VoIPミドルウエア・ソリューションの提供を行い、競争力の高い最終製品/サービスの効率的な開発を支援しております。
URL:http://www.softfront.co.jp