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清水建設、休暇増や作業所の休日輪番制など節電促進策を発表
休暇増や作業所の休日輪番制で節電を一層促進
〜最大使用電力の削減の必達目標15%、努力目標25%〜
清水建設(株)<社長 宮本洋一>は、経済産業省及び日本建設業連合会が発表した夏季の電力需給対策を踏まえ、東京電力・東北電力管内の常設事業所と作業所において、必達目標15%、努力目標25%の節電(最大使用電力の削減)に取り組みます。
両電力の管内には、本社、技術研究所、支店・営業所社屋といった常設事業所と作業所を合わせると700前後の事業所があります。すでに本社屋のシーバンスS館では、現時点で前年同期比35.6%の省エネを達成していますが、今後は夏季に向けて電力需給のバランス悪化が予想されることから、全事業所を対象に一歩踏み込んだ節電に取り組むことにしたものです。
作業所については、近隣等と協議のうえ対応可能なところは、全休日を輪番制とし、月曜日から日曜日の7日間に全休日を分散させます。また、契約電力500kW以上の大現場を中心に発電機を導入して溶接機等の大容量機器類の電源を確保します。併せて、休憩時間の分散、事務所での空調・照明等の節電に努めます。
常設事業所については、すでに実施している照明、空調、昇降設備等の省エネ運転に加え、7月25日から9月9日までの間(8月12日、15〜19日を除く)の特定の曜日を年休取得推進日とし、必要最低限の人員以外は出社しないことにします。本社屋のシーバンスS館における年休取得推進日は毎週金曜日とし、技術研究所、千葉、横浜、関東、東北の各支店及び、名古屋・北陸支店の一部営業所は月〜木のいずれかを同推進日とすることで、電力需要のピークカットを図ります。
一方、技術研究所においては、最先端のエネルギーマネジメントシステムの活用により、今夏の使用最大電力を37%削減します。具体的には、自然エネルギーを含む自家発電設備及び蓄熱・蓄電の活用、電力特性を考慮した設備運転、消費電力を考慮した実験設備の輪番使用などにより、電力負荷を平準化(ピークカット)します。なお、本件については詳細資料をホームページにアップしています。
以上