イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

京都大学と富士通、エネルギーマネジメントの実証実験を開始

2011-05-20

京都大学と富士通が共同でエネルギーマネジメントの実証実験を開始
スマートコンセントを利用した省エネの研究



 国立大学法人京都大学(注1)(以下 京都大学)と富士通株式会社(注2)(以下 富士通)は、株式会社富士通研究所(注3)と富士通コンポーネント株式会社(注4)が開発した、業界最小クラスの電力センサー内蔵のスマート電源タップ(以下 スマートコンセント)を活用したエネルギーマネジメントに関する実証実験を4月より開始しました。

 2012年3月までの1年間、京都大学の本部がある吉田キャンパスにおいてスマートコンセントを設置し、スマートコンセントに接続された機器のコンセント単位のエネルギーデータを収集します。収集したエネルギーデータから個人や機器ごとのエネルギー利用状況を把握し、ひとりひとりの省エネ(節電)意識を高めて具体的な削減効果に結びつけられるような、新たなエネルギーマネジメントシステムの共同研究を実施します。

 今回の実証実験により、京都大学の実証実験エリアにおいて年間10%のエネルギー使用量および温室効果ガス排出量削減を目指します。


<スマートコンセント利用イメージ画像>

 ※添付の関連資料を参照


【背景】
 京都議定書発祥の地に位置する京都大学では、全キャンパスでのエネルギー使用量と温室効果ガス排出量について、毎年の設備改修により、単位面積当たり1%削減と、研究室での環境配慮行動により1%削減の合計2%削減、5年間の合計で10%削減を目標に掲げています。さらに、目標の達成に向けて、全キャンパスでの環境賦課金制度の導入を行っています。

 これまでも、エネルギー使用量の見える化推進の一つとして、桂キャンパスで富士通の施設総合管理システム「Futuric(フューチャリック)」(注5)を活用したWeb検針システムを導入し、研究室単位で電力消費を見える化するなど、先進的なエネルギーマネジメントを実施しています。

 また、東日本大震災の影響により、東日本では今夏電力量の15%削減が検討されており、節電への取り組みが重要になっています。今回の共同研究では、スマートコンセントの技術を活かし、機器や人単位での電力消費の見える化や、個人への省エネ(節電)への意識改革を行うなど、きめ細かなエネルギーマネジメントの実現に向けた実証実験を行なっていきます。


※「実証実験と共同研究の概要」など詳細は、添付の関連資料を参照

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版