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ラピスセミコンダクタ、サブギガ帯域(周波数1GHz以下)無線通信LSI「ML7345」を開発

2016-12-05

世界各国、さまざまなスマートメータ通信を実現する無線通信LSI「ML7345」を開発
〜業界トップクラス(※)の無線性能と低消費電力で高信頼の無線ネットワークを構築〜

 ※2016年12月ラピスセミコンダクタ調べ

<要旨>
 ロームグループのラピスセミコンダクタは、スマートメータやホーム/ビル・セキュリティ、火災報知機・ガス警報器、クラウド農業など、長距離無線通信と低消費電力が必要とされるアプリケーションに最適な、サブギガ帯域(周波数1GHz以下)無線通信LSI「ML7345」を開発しました。
 ML7345は、世界各国で使用されるサブギガ帯域(160MHz〜960MHz)をカバーすることができ、幅広い用途でご利用いただける商品です。高周波増幅器を改良したことで、業界トップクラスの無線性能と環境安定性(送信パワーの温度耐性:一般品比で3倍以上)を実現しているため、スマートメータなど複雑な無線ネットワークの簡素化(中継器削減)、高信頼化に貢献します。また、短時間で受信起動を行う高速電波チェック機能とスリープ電流の大幅削減により、通信時間の大半を占める待ち受け動作において、当社従来品比で48%の平均電流を削減し、システムの低消費電力化と電池の長寿命化にも貢献します。
 なお、本商品は既に量産出荷を開始しており、生産拠点は前工程がラピスセミコンダクタ宮城、後工程がラピスセミコンダクタ宮崎、および ROHM Integrated System(Thailand)Co., Ltd.(タイ)です。
 今後もラピスセミコンダクタは、無線機器開発を簡単にすることで、社会のスマート化に貢献してまいります。

 *参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照

<背景>
 近年、地球温暖化抑制を目的に、エネルギーを効率的に利用することが社会的な緊急課題になっています。課題解決に向け、日本では2015年度からスマートメータ設置が本格化し、欧州ではWireless M−bus(注1)方式、中国では無線方式といった異なる方式でのスマートメータ設置の動きが出てきています。これらを背景として、オフィスやビル全体の照明・空調の最適制御、防犯・防災セキュリティはもちろん、農業など一次産業での収穫量向上や生産の最適化などでも、無線ネットワークを用いてデータを収集し、制御する動きが活発になっています。
 ラピスセミコンダクタのサブギガ帯域無線通信LSIは、高性能の無線通信を低消費電力で実現できるため、世界のスマートメータで採用が進んでおり、世界の無線ネットワーク構築に貢献しています。

 *参考画像は添付の関連資料「参考画像(2)」を参照

 *新製品の特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照




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