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日本産業機械工業会、9月の産業機械受注状況を発表
平成28年9月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は4,848億5,400万円、前年同月比114.0%となった。
内需は、3,183億9,600万円、前年同月比105.1%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比114.2%、非製造業向けは同110.1%、官公需向けは同91.9%、代理店向けは同94.2%であった。増加した機種は、化学機械(135.9%)、タンク(100.3%)、ポンプ(108.3%)、送風機(104.9%)、運搬機械(146.8%)、金属加工機械(159.3%)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(89.8%)、鉱山機械(82.8%)、プラスチック加工機械(80.6%)、圧縮機(92.7%)、変速機(95.7%)、その他機械(75.3%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,664億5,800万円、前年同月比136.0%となった。
プラントは4件、373億5,100万円、前年同月比173.4%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(166.7%)、鉱山機械(336.7%)、化学機械(148.2%)、タンク(前年同月の金額がマイナスのため比率を計上できず)、圧縮機(131.8%)、送風機(145.6%)、運搬機械(204.2%)、金属加工機械(122.7%)、その他機械(111.3%)の9機種であり、減少した機種は、プラスチック加工機械(97.6%)、ポンプ(48.4%)、変速機(81.4%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
[1]ボイラ・原動機
外需の増加により前年同月比107.3%となった。
[2]鉱山機械
窯業土石、鉄鋼の減少により同96.3%となった。
[3]化学機械(冷凍機械を含む)
電力、外需の増加により同140.5%となった。
[4]タンク
外需の増加により同164.9%となった。
[5]プラスチック加工機械
その他製造業の減少により同88.2%となった。
[6]ポンプ
外需の減少により同90.8%となった。
[7]圧縮機
外需の増加により同109.7%となった。
[8]送風機
官公需の増加により同107.4%となった。
[9]運搬機械
情報通信機械、造船、電力、卸売・小売、その他非製造業、外需の増加により同159.1%となった。
[10]変速機
電気機械の減少により同93.4%となった。
[11]金属加工機械
鉄鋼、外需の増加により同138.9%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成28年9月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成28年9月 需要部門別機種別受注額