エレコム、CPUの高性能化で処理速度向上のCube型NASを発売

CPUの高性能化でクライアントPC同時接続台数アップ
処理速度が大幅に向上した新モデル
Windows　Storage　Server　２０１２　R２搭載のCube型NASを発売


　エレコム株式会社（本社：大阪市中央区、取締役社長：葉田順治）は、Windows　Storage　Server搭載Cube型NASについて、CPUの性能がアップし、処理速度が大幅に向上した新シリーズをり新発売いたしました。

　Windows　Storage　Server搭載Cube型NASのCPUが従来よりパワーアップ。CPUの高性能化により、処理速度が大幅に向上しました。例えば、クライアントPCの同時接続可能台数が従来モデルに比べてアップし、より多くのクライアントPCからの同時接続があっても処理が低下することなく作業ができます。また、処理速度が向上していますので、同じ接続台数であれば、従来モデルよりも高速な処理が可能になり、ファイルサーバとしての利用に最適です。他にも、同時監視カメラのNVR（Network　Video　Recorder）として使用する場合、従来モデルに比べて接続可能なカメラの台数が大幅にアップしました。付属の「アロバビューレコーダー」を使えば、別途ソフトウェアを用意することなくネットワークカメラを準備するだけでシステムを構築できます。
　HDDには信頼性の高いドライブを採用し、国内工場でスクリーニング試験を実施しています。国内生産ならではの徹底した品質管理が、信頼性の高い製品を作り出しています。

　設置に場所をとらない幅１９５×奥行２６４×高さ２１０mmのCubeスタイルのコンパクトな筐体にハードディスクを４台搭載し、ホットスワップ対応のRAIDシステムを構築できます。初期値はRAID５で、RAID５／１／０に対応しています。ホットスワップによりシステムを停止することなくドライブの交換が可能です。管理は、コンソール接続、リモートデスクトップ、ブラウザ経由からの選択が可能です。
　CPUの高性能化に加え、ギガビットイーサネット対応LANポートや４GBの大容量メモリの搭載により、さらなる高速データ転送を実現しています。NAS上のデータを暗号化する機能も搭載し、大切なデータを保存するファイルサーバに最適です。よりデータの冗長性を高めるため、バックアップデバイスなどの接続用にUSB３．０ポートを２基搭載しています。

　Windows　Storage　Serverでサポートしきれない管理機能を「NASツール」として独自に追加しています。起動しなくなった場合などにデータ領域はそのままにシステム領域だけを復旧する「システムリカバリー機能を搭載」、システム異常時に他にはないスムーズな復旧を試みることができます。UPS用の「USBポート」も搭載し、万一の停電時にNASの「シャットダウン処理」を自動的に実行できます。

　長期間の連続使用を考慮し、冷却ファンは簡単に交換できる構造になっているほか、前面の防塵フィルタにより、ホコリの内部侵入を防止しています。保証期間は法人ニーズにマッチした「３年間保証」を実現。さらにオプションで最大５年間のオンサイト保守、デリバリ保守などに対応、企業ユースでも安心して運用いただけます。

　＊参考画像と特長など詳細は添付の関連資料を参照


　※このリリースに掲載されている会社名・製品名等は、一般に各社の商標又は登録商標です。