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JFEスチールなど、外径を2〜3割小さくした建築部材の座屈拘束ブレースを開発

2016-08-01

デザイン性に優れた座屈拘束ブレース『J−ROD(R)ブレース』を新開発


 JFE%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AB/">JFEスチール株式会社(以下、「JFE%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AB/">JFEスチール」)およびJFEシビル株式会社(以下、「JFEシビル」)は、このたび座屈拘束ブレース『J−RODブレース』を新たに開発しました。従来品と比べ、外径を2〜3割小さくし、よりスレンダーな形状を実現しています。

 【図】『J−RODブレース』

 ※添付の関連資料を参照

 ブレースとは、一般的に柱や梁の間に斜めに設置し、鉄骨造の建築物に強度を持たせる部材です。座屈拘束ブレースは柱や梁から伝わる圧縮力を負担する芯材と、圧縮時に芯材の座屈を防止するための補剛材で構成されています。JFEシビルが、芯材および補剛材ともに鋼管を用いた「二重鋼管座屈補剛ブレース」を製造・販売していますが、今回開発した『J−RODブレース』は芯材に棒鋼を使用することで外径を2〜3割小さくし、非常にスリムな外観を実現しております。
 このため、建物の外壁、窓面に取り付けるブレースとして、デザイン性をさらに高めた形状となっています。また、すべての部品をネジで接合しているため、溶接することなく簡単に組み立てることが出来、生産効率が大幅に向上しました。

 通常、外径を小さくすると部材が座屈しやすくなりますが、今回JFE%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AB/">JFEスチールとJFEシビルは共同で独自の補剛工法を構築し、座屈を防止しています。その工法は2016年3月、一般財団法人日本建築総合試験所から構造安全性と設計法および仕様が適切であることが認められ、建築技術性能証明を取得しました。
 これにより『J−RODブレース』は、座屈しない筋かい材として扱うことができるようになりました。

 JFE%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AB/">JFEスチールとJFEシビルは、今後も皆様の安心・安全のための鉄鋼商品と、利用技術の開発と普及に努めてまいります。

 『J−ROD(R)』はJFEシビルの商標登録です。

 【図】一般的なブレース設置イメージ

 ※添付の関連資料を参照




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日本建築総合試験所 一般財団法人 JFEスチール JFE

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