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キャタピラージャパン、オフロード法2014年基準をクリアする油圧ショベル2機種を発売
オフロード法2014年基準をクリアする油圧ショベル2機種を新発売
※参考画像は添付の関連資料を参照
キャタピラージャパン株式会社(代表取締役:ハリー・コブラック)は、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えたCat326F L、330F L 油圧ショベルを7月15日より発売を開始します。
今回発売する2機種は、従来機であるEシリーズの特長を継承しつつ、燃料消費量をさらに向上し、最新の排出ガス規制に適合する性能を備えています。このほか、油圧ハンマーやシャーなどのCATワークツールにも幅広く対応し、高い汎用性を実現しています。大型のキャブはオペレータの快適性と安全性を確保し、Cat Connectにより適切な車両管理を行うことができます。
Cat 326F L、330F Lの主な特長は次のとおりです。
1.お客様の運転経費を低減する優れた燃料生産性と作業効率
(1)一定時間アイドリング状態が続くと自動的にエンジンを停止させ、燃費・CO2排出量を低減します。燃料コストを抑えたいというお客様のニーズにお応えします。
(2)消費馬力を低減する可変スピードファンを採用し、燃費低減となっています。高効率ブームエネルギー再生システムや旋回リリーフロス低減システムなど、従来機Eシリーズの燃費低減技術を継承しています。
2.オフロード法2014年基準をクリアする環境性能
(1)窒素酸化物(NOx)を低減するシステムとして「NOx リダクションシステム」および尿素SCRシステムを採用。NOxリダクションシステムは、排出ガスの一部を冷却して吸気側に循環することで、燃焼温度を低下させ、NOxの排出を低減します。また、尿素水の化学反応を利用した尿素SCRシステムにより、NOx排出量のさらなる低減を実現します。
(2)ディーゼル酸化触媒(DOC)およびディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)からなる「Catクリーンエミッションモジュール」が一酸化炭素、炭化水素、粒子状物質(PM)を低減・除去します。さらに、PM除去過程でDPFに堆積するすすを取り除くために、DPF再生システムを有しています。
(3)上述の排出ガスクリーン化技術により、最新の排出ガス規制であるオフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えています。
3.オペレータ環境
(1)ROPS(運転者保護構造)規格適合のキャブを採用し、オペレータの安全を確保しています。また振動や騒音を大幅に低減しています。
(2)シートはエアサスペンションシートでシートヒータ・ベンチレータを装備。大容量エアコンで季節を問わず快適な作業環境を提供します。
(3)視認性の高いLEDモニタを採用し、操作も容易で効率的な作業を行うことがきます。さらに標準のリアビューカメラで周辺の状況をモニタで確認できるので作業に安心して集中できます。
4.安全性/サービス性
(1)キャブには大型ステップで、機械上面にはハンドレールと大型ガードレールにより安全に楽にアクセスできます。機械から安全に降りられるよう、キャブ及びブームライトはエンジン停止後最長90秒間点灯するよう設定可能です。
(2)燃料の給油や尿素水補給などのメンテナンス作業時の安全性を確保しています。日常点検個所へは地上から容易にアクセスできます。
(3)クーリングシステムは可変速ファンと並列ラジエータが特長で燃料の節約が可能です。クリアランスが広く清掃しやすい設計になっています。
(4)Catプロダクトリンクを標準装備。警告情報や部品交換時期の確認ができるため、車両の管理やダウンタイムを削減することができます。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照