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ラピスセミコンダクタ、ニッケル水素充電池の実力を引き出すタフマイコンを開発

2015-11-24

ニッケル水素充電池の実力を引き出すタフマイコン「ML620130ファミリ」を開発
〜業界最少クラスの動作電圧1.6Vで、小型産業機器のタフ&ECO化に貢献〜


<要旨>
 ロームグループのラピスセミコンダクタは、省電力と処理能力を両立させる16bitローパワーマイコンの新たなラインアップとして、高ノイズ環境下でバッテリ駆動を必要とされる小型産業機器に最適なML620130ファミリ「ML620Q131/132/133/134/135/136」を開発しました。
 ML620130ファミリは、“タフマイコン”の特長であるノイズ測定限界±30kVクリアに加えて、動作電圧を1.6Vまで低電圧化することに成功しています。動作電圧がニッケル水素充電池の電圧倍数(0.8V×2=1.6V)に最適化されたことで、ニッケル水素充電池の能力を余すことなく使用できるようになるため、電池を用いた小型家電や産業機器の電池寿命を延長し、電池消費も削減できることから電池を無駄にしない“タフ”でECOな商品を実現します。また、ML620130ファミリは、メモリ容量、パッケージピン数など、異なる9商品をラインアップ、お客様の用途に合わせた選択が可能です。
 なお、本LSIは、既にサンプルを出荷開始しており、2015年12月から順次量産出荷を予定しています。生産拠点はラピスセミコンダクタ宮城(宮城県)です。
 ラピスセミコンダクタは、今後も様々なシーンで省電力化を実現するローパワーマイコンを開発し、社会の低消費電力化に貢献してまいります。

 ※製品画像は添付の関連資料を参照


<背景>
 近年、センサや電源、電池が小型化されており、様々なシチュエーション、様々な使用条件に耐えうる小型かつ低コストのモジュール(各種電子機器への組み込み基板)が求められています。様々なシチュエーション、様々な使用方法を考えた場合、通信機能の汎用化・多様化など性能の向上が求められると同時に、ノイズや発熱などの厳しい環境下で使用できることが求められています。
 ところが、小型・低コスト化の一環としてノイズ対策部品や放熱部品が削減されることが多く、耐環境性や安全性の確保と部品点数の削減という、相反する要求を両立することは簡単ではありません。また、モジュールに電池が搭載される場合の小型化と電池寿命も相反するため、アプリケーション毎に使用電力(電圧と電流)の最適化が必要になります。
 これらのニーズに応えるため、ラピスセミコンダクタは、高い評価を頂いている16bitローパワー“タフマイコン”の第2弾として、バッテリ駆動に最適で各機能を向上させた「ML620130ファミリ」を開発しました。

 ※参考資料・リリース詳細は添付の関連資料を参照



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