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JFEエンジニアリング、ミャンマーのヤンゴン市が建設するごみ焼却発電プラントを受注

2015-11-17

ミャンマー初のごみ焼却発電プラントを受注
〜CO2排出削減に関する二国間クレジット制度(JCM)を活用〜


 JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野久宣、本社:東京都千代田区)は、このたびミャンマー国と日本国との間のJCMを活用しヤンゴン市が建設する、同国初のごみ焼却発電プラントを受注しましたのでお知らせします。JCMは、途上国に対し、優れた技術の普及によって実現する温室効果ガス排出削減量を、日本の排出削減目標の達成に活用できる制度です。本件はごみ焼却発電プロジェクトとしてJCMを適用する第1号案件であり、またミャンマー国初のJCMプロジェクトとなります。

 ヤンゴン市では、現状日量約1,600トン排出されるごみが、処分場に直接埋立られており、急速な経済発展に伴うごみ排出量の増加に対応できる適切な処理施設の整備が急務になっています。

 当社は、2012・2013年に、ヤンゴン市における「我が国循環産業海外展開事業化促進事業」、2014年に「JCM実現可能性調査」を環境省から受託し、廃棄物処理の適正化に向けた調査を実施し、最適な処理方法を検討してまいりました。今回の受注はこれらが評価されたもので、当社は、ごみ焼却発電プラントの設計・建設を行い、2017年の完成後、ヤンゴン市が運転を行います。

 このプラントは、日量60トンの廃棄物を焼却処理し、年間約5,200MWhの発電を行います。これにより、ミャンマーで不足する電力を補うとともに、年間のエネルギー起源CO2排出量が約2,400トン削減されます。

 当社は、このプロジェクトをはじめとして、インフラ整備が喫緊の課題となっているミャンマー国において、橋梁や上水、下水プラントなど幅広い商品技術を提供し、同国の経済発展に貢献してまいります。


□施設概要
 1.工事名称:ヤンゴン市における廃棄物発電
 2.発注者:ミャンマーヤンゴン
 3.請負範囲:一般廃棄物焼却発電施設(ストーカ炉:60t/日×1炉)設計建設
 4.建設場所:ヤンゴン市内北部シュエピーター地区
 5.発電容量:700kW


□完成予想パース

 ※添付の関連資料を参照


以上



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