リクルート、デジタルコンテンツ事業の新会社「ニジボックス」を設立

マルチデバイス・マルチプラットフォーム時代においてデジタルコンテンツを創造する「株式会社ニジボックス」設立のお知らせ



　株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長　兼　ＣＥＯ：柏木斉、以下リクルート）は、成長を続けるデジタルコンテンツ市場への事業展開を目的に、「株式会社ニジボックス」を設立することを決定いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


記

１．新会社設立の目的
　リクルートは現在、情報誌から店舗型の相談カウンターまで、さまざまな形で情報サービスを展開していますが、この数年、インターネットにおいては新しい技術、新しいサービスが次々と生まれています。
　リクルートが企業理念に掲げる“新しい情報価値の創造を通じた自由で生き生きとした人間社会の実現”を目指していく上で、激変する市場環境の中でも、カスタマーのニーズにあった情報を提供し続けていくことは、重要であると捉えています。
　このような中で、デジタルコンテンツに対するカスタマーニーズは急増しており、中長期的な市場拡大が見込まれることから、市場への本格参入を目的に「株式会社ニジボックス」を設立することを決定いたしました。


２．新会社の主な事業内容と展望
　新会社「株式会社ニジボックス」では、リクルートの実証研究機関であるメディアテクノロジーラボ（以下、ＭＴＬ）局長でもある木村稔が社長に就任し、ＭＴＬで培ったエンジニアリング力を結集いたします。
　ＭＴＬは、新しいメディア・コミュニケーションの領域としてデジタルコンテンツに着目し、携帯の公式サイトやソーシャルアプリのサービス開発に取り組んで参りました。その中で、ケータイで作れる友達限定の交換ノートサービス『ハモニナ』や自分磨き研究所『セルキラ』をはじめとする、数多くのモバイルサービスをリリースし、実績を重ねてきております。
　スマートフォンやタブレットＰＣの普及に代表される、インターネットデバイスの多様化と、グローバル規模での爆発的増大は今後も続き、それにあわせてデジタルコンテンツの市場も引き続き拡大していくものと考えております。
　新会社「株式会社　ニジボックス」は、そうした市場の変化を捉え、ＭＴＬで育成したデジタルコンテンツ事業、エンジニアリング力を移管して本格的な事業展開を行い、来るべきマルチデバイス、マルチプラットフォーム時代においてカスタマーが求めるデジタルコンテンツを提供して参ります。


３．新会社の概要
　（１）商号：株式会社　ニジボックス（ＵＲＬ：http://nijibox.jp/）
　（２）代表者：代表取締役社長　木村　稔
　（３）所在地：東京都中央区７−３−５
　（４）設立：２０１０（平成２２）年１１月１日
　（５）資本金：１億円
　（６）株主構成：リクルート（１００％）


４．リクルートの概要
　（１）商号：株式会社リクルート
　（２）代表者：代表取締役社長　兼　ＣＥＯ　柏木　斉
　（３）所在地：東京都千代田区丸の内　１−９−２
　（４）設立：１９６３（昭和３８）年８月２６日
　（５）資本金：３０億２６４万円
　（６）売上高：３，１８８億９３百万円（２００９年４月１日〜２０１０年３月３１日）
　（７）従業員数：５，９２９名（２０１０年４月１日現在）
　（８）主な事業の内容：人材総合サービス、および情報誌・インターネット・携帯端末を活用した商品とユーザーとのマッチングサービス


以上


※参考画像は、添付の関連資料を参照


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