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デンソー、自然冷媒CO2家庭用ヒートポンプ給湯機の新モデル11機種を発売
デンソー、自然冷媒CO2家庭用ヒートポンプ給湯機の
新モデルを発売
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、自然冷媒CO2給湯機「エコキュート【注1】」の新モデル計11機種を9月1日に発売開始しました。
今回発売した新モデルには、入浴時の快適性や利便性を高めるための「暖だん浴」機能や「ふろ時間おしらせ」などの新機能が搭載されました。さらに高機能シリーズでは年間給湯保温効率(JIS)【注2】を向上させ、更なる省エネを実現しています。また塩害地域対応機種【注3】、薄型機種などを追加し、お客様がお住まいの地域や設置スペースにあわせた製品を提供します。
【新機能の主な特長】
(1)「暖だん浴」機能(業界初)
設定温度より低い温度でお湯はりをし、人が浴槽に入ると自動で追いだきを行い、お風呂の温度を設定温度まで上昇させます。これにより、入浴時の不快な熱さを緩和します。
(2)「ふろ時間おしらせ」機能
浴室内外のリモコンに入浴時間を表示させることができ、事前に設定した入浴時間を経過すると表示やメロディで知らせます。これにより浴室外からでも、ご家族の入浴時間を見守ることができます。
エコキュートは、2001年にデンソーと東京電力株式会社、財団法人電力中央研究所が共同で開発し、自然冷媒(CO2)を使い空気の熱でお湯をわかす給湯機として、世界で初めて製品化されました。
デンソーは、自動車関連部品で培ってきた技術をベースに、HEMS(Home Energy Management System)やエコキュート、家庭用蓄電池などを通じて住宅におけるエネルギーの最適利用を促進し、低炭素社会の実現に取り組んでいきます。
【注1】「エコキュート」とは電力会社・給湯機メーカーが使用している「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」を総称する愛称です。
【注2】「年間給湯保温効率(JIS)」とは、日本工業規格に基づき、ヒートポンプ給湯機を運転した時の単位消費電力量あたりの給湯熱量及び保温熱量を表したものです。
【注3】一般地(最低気温が−10℃までの地域。次世代省エネルギー基準III〜VI地域。平成25年基準では4〜8地域。)における塩害地へ対応する機種です。
※製品写真・リリース詳細は添付の関連資料を参照