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オルガノ、インドで中堅財閥と水処理合弁事業を開始
インドにおける水処理事業に係る合弁事業開始に関するお知らせ
オルガノ株式会社(本社:東京都江東区、以下「当社」)は、成長著しいアジア地域での事業拡大を目的として、平成27年8月3日開催の取締役会において、インドの中堅財閥であるMurugappaグループ会社(インド共和国チェンナイ市)との間で、インドにおける水処理事業に係る合弁事業を開始することを決議いたしましたのでお知らせいたします。
なお、Murugappaグループとの取り決めにより、本日(8月5日)の発表となったことをあわせてお知らせいたします。
1.合弁事業の目的
当社は総合水処理エンジニアリング企業として、日本国内のみならずかねてより中国、台湾、及びマレーシア、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアの東南アジア諸国に現地法人を設置し、水処理事業を展開してまいりました。
これらに加え、当社は今後大きな成長が見込まれるインドにおいて日系及び現地顧客をターゲットとした事業を新たに推進するため、Murugappaグループの傘下企業でありインド国内で水処理事業を展開しているPolutech Limited(インド共和国チェンナイ市、以下「合弁対象会社」)の株式49%を取得し、同グループと合弁事業を開始することといたしました。
なお、本合弁事業開始にあたって、当社は、
・Murugappaグループの傘下企業であるAmbadi Enterprises Limited(インド共和国チェンナイ市、以下「Ambadi」)、Kadamane Estates Company(インド共和国チェンナイ市、以下「Kadamane」)、合弁対象会社と合弁契約を締結
・合弁対象会社の発行済み株式のKadamaneからの買取りと、合弁対象会社が実施する第三者割当増資の引き受けにより、合弁対象会社の株式の計49%を取得
することといたしました。
2.合弁対象会社の概要
※表資料は添付の関連資料を参照
3.日程
(1)取締役会決議:平成27年8月3日
(2)合弁契約締結:平成27年8月(予定)
(3)株式取得期日:平成27年8月(予定)
(4)事業開始日:平成27年8月(予定)
4.今後の見通し
本件により、平成28年3月期の当社連結業績に与える影響は軽微です。
【参考】Murugappaグループの概要
Murugappaグループは、1900年に設立され、インド南部のチェンナイ市に本拠を持つインド有数の企業グループで、エンジニアリング、精糖・食糧加工・肥料・農園のアグリカルチャー事業、研磨剤、建築資材、金融サービスなど幅広い事業領域を有し、グループ総売上高4,748億円(2013年4月〜2014年3月期)、総従業員数32,000名超を擁しています。
また合弁契約の相手先であるKadamaneは茶の生産・販売、Ambadiは絨毯や各種織物製品等の製造・販売を行っているMurugappaグループの傘下企業です。
なお、当社とMurugappaグループの各企業とは記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はありません。
また同グループの各企業は、当社の関連当事者には該当しません。
※換算レート 1インド・ルピー=1.95円(平成27年7月24日現在)
以上