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野村総研・野村アセットなど、ファンドラップ・ビジネスの投資顧問会社を共同設立
ファンドラップのプラットフォーム・ビジネス新会社の共同設立について
野村アセットマネジメント株式会社(CEO兼執行役社長:渡邊国夫、以下「NAM」)、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社(取締役社長:横田靖博、以下「NFR&T」)および株式会社野村総合研究所(代表取締役会長兼社長:嶋本正、以下「NRI」)は、金融機関を通じたファンドラップ・ビジネスを展開する投資顧問会社「株式会社ウエルス・スクエア(仮称)」(以下「新会社」)の設立に関する合弁契約を締結しました。
ファンドラップは、中長期的な資産形成に有用なサービスとして個人投資家からの需要が急増しています。また、金融機関においても、お客様の資産運用ニーズやライフスタイルなどに応じて提案を行うコンサルティング営業を推進するサービスの一つとして、ファンドラップ・サービスの拡充が期待されています。新会社は、野村グループが有するファンドラップ・ビジネスでの実績も活かしながら、ファンドラップ・サービスの企画・運営に必要となるノウハウとシステム機能を備えた業務プラットフォームを構築のうえ、各金融機関と一体となってファンドラップ・ビジネスの推進を図っていきます。
出資する三社はそれぞれの領域での強みを発揮し、新会社の発展に貢献していきます。NAMは日本最大の資産運用会社として、投資信託ビジネスと投資顧問ビジネスの双方で培ったノウハウを新会社に提供します。NFR&Tは、ファンドラップに採用されるファンドおよび運用会社を中立的な立場から分析・評価し、新会社が運用するポートフォリオの品質維持・向上に貢献します。NRIは、金融機関向けの資産運用支援サービスで業界シェア7割を誇る「T−STAR」ファミリーをはじめ、100社以上が利用する投信の窓販業務ソリューション「BESTWAY」、60社以上が利用する証券総合バックオフィスシステム「THE STAR」など、業界標準ともいえるシステムソリューションを数多く提供しています。これらを通じて国内の資産運用ビジネスを支えてきた実績を活かし、新会社が展開するファンドラップ・サービスに必要なシステムソリューションを提供します。
NAM、NFR&T、NRIの三社は、新会社を通じて金融機関にビジネスとシステムの両面から付加価値の高いサービスを提供するとともに、個人投資家のニーズに応える資産運用ソリューションを提供することにより、貯蓄から投資への流れの推進に貢献していきます。
<新会社のサービス(イメージ図)>
・添付の関連資料を参照
■新会社は、お客様と投資一任契約を締結し、ファンドラップ・サービスを提供します。
■金融機関は、業務提携に基づく投資一任契約締結の代理を行い、お客様に対してファンドラップ・サービスに関するヒアリングおよびそれに基づくファンドラップの提案などコンサルティング・サービスを提供します。
■お客様の資産は、金融機関に開設されるラップ専用口座で管理されます。
<新会社の概要>
名称:株式会社ウエルス・スクエア(仮称)
社名ロゴ:
*添付の関連資料を参照
本店所在地:東京都中央区
事業内容:金融商品取引業(投資運用業)
資本金:7億5,000万円(資本準備金7億5,000万円)
出資金額:NAM 5億円、NFR&T 5億円、NRI 5億円
以上