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YKK AP、富山市「TOYAMAキラリ」の外装カーテンウォールの施工納入と物件が竣工
新たな富山市の顔『TOYAMAキラリ』
外装カーテンウォールの施工納入と物件竣工のお知らせ
YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)は、2015年5月9日に竣工し、6月8日より一部オープン、8月22日に全館オープンを予定されている新たな富山市の顔『TOYAMAキラリ』(富山市西町南地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事)の特徴的な外装カーテンウォールを施工納入しましたことをお知らせします。
当物件の建築外観は、石、ガラス、アルミによる異素材の組み合わせにより、入居する美術館、図書館、銀行などのイメージを想起させ、重厚感を継承した象徴的なデザインであるとともに、市民に開かれた開放的なデザインの両立と融合を意図しています。また、数多く大きな孔(テラス)を設けることで内外の空気や雰囲気が感じられる、街と一体化されたデザインです。
YKK APでは、この建築外観の意図を表現する上でPC打込縦枠(※1)を採用し、アルミカーテンウォールとプレキャストコンクリート(※2)がランダムに配置されているファサードのアルミ縦枠の見付寸法を最小限にする意匠要望に対応しました。また、地震時の層間変位に追従するための機構を設け、建物の安全性も確保した設計です。
※1:あらかじめプレキャストコンクリート(PC)の型枠に窓枠の一部をはめ込み、コンクリートと窓の縦枠を一体化させたもの。
※2:現場で組み立て・設置を行うために、工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品、あるいはこれを用いた工法。
・参考画像は添付の関連資料「参考画像1・2」を参照
【施工納入物件の概要】
事業名:富山市西町南地区第一種市街地再開発事業
物件愛称:TOYAMAキラリ
所在地:富山市西町、太田口通り一丁目、上本町の各一部
建築面積:約3,400m2
延床面積:約26,780m2
規模:地上10階、地下1階
主要用途:美術館、図書館、銀行、駐車場、外向店舗
構造:鉄骨造
施行者:西町南地区市街地再開発組合
設計・監理:RIA・隈研吾・三四五設計共同企業体
施工:清水建設・佐藤工業建設共同企業体
当社担当箇所:PC打ち込みCW/低層ノックダウンCW