安川電機、脊髄損傷患者向け歩行アシスト装置「ReWalk」を販売開始

歩行アシスト装置「ReWalk」を販売開始
−脊髄損傷による下肢麻痺者の歩行を実現します−


　株式会社安川電機（代表取締役会長兼社長　津田純嗣）は、２０２５年ビジョンに掲げるヒューマトロニクスの事業領域確立に向けて、脊髄損傷患者向け歩行アシスト装置「ReWalk」を福祉用の装具として販売開始します。
　２０１３年９月にイスラエルのReWalk　Robotics社と提携し、これまでReWalk研究会の発足や神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」の採択を通して、欧米で既に商品化されている本装置の国内普及に向け、運用方法の確立や構造面での課題に対する対処策を検討して参りました。
　本製品は、脊髄損傷による下肢麻痺者の立位、歩行を実現する装具として、認定病院での導入トレーニング（基礎トレーニング：２０時間、応用トレーニング：最低２０時間）を受けた後、生活圏内で利用が可能となります。

　※イメージ画像は添付の関連資料を参照


１．製品概要
　製品名：
　　歩行アシスト装置「ReWalk」
　　個人向け、病院向けの２タイプがあります。
　使用対象者：脊髄損傷による下肢麻痺者
　販売開始日：２０１５年６月１日（月）
　価格：オープン価格
　販売方法：個人向けは販売、病院向けは販売またはリース


２．過去の関連プレスリリース

　（１）２０１３年９月２５日　歩行アシスト装置メーカーArgo　Medical　Technologies社（現ReWalk　Robotics社）との戦略的提携について
　　http://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/news/6144

　（２）２０１４年７月３１日　歩行アシスト装置「ReWalk研究会」の発足について
　　http://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/news/6265
　
　（３）２０１５年１月１５日　歩行アシスト装置「ReWalk」が神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」に採択
　　https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/news/8588