Article Detail
サッポログループ、豊田通商グループと米大手PB飲料メーカーを買収
サッポロインターナショナルが、豊田通商グループとともにアメリカ大手PB飲料メーカーの株式を取得
サッポログループのサッポロインターナショナル(株)と豊田通商グループのToyota Tsusho America Inc(以下、TAI)は、両社の合弁会社である米国果汁飲料メーカーのシルバースプリングスシトラス社(以下、SSC)を介し、米国業務用果汁飲料製造の大手であるカントリーピュアフーズ社(Country Pure Foods,Inc.以下、CPF)を傘下企業に加えることを決定しました。サッポログループは、国際事業の持続的成長に向けた戦略的な投資を行い北米飲料事業の拡大を目指します。
記
1.契約について
サッポロインターナショナルは、SSCを通じて設立した特定目的子会社をCPFの親会社と合併させ、CPFを傘下に収めます。このための契約を2014年12月24日(日本時間)に締結しました。出資比率はサッポロインターナショナルが51%、TAIが49%となります。
2.契約を締結した理由
サッポログループは本年2月に「サッポログループ中期経営計画2014−2016」を策定し、「食のメーカー」として成長戦略を加速させ、グループシナジーの創出とM&Aの実現により2016年の財務目標の達成に向けて取り組みを進めています。
その中でサッポロインターナショナルは、基盤である北米と成長著しいアジアをビール事業の最重点エリアに位置づけるとともに、2012年のSSC買収で北米での飲料事業に参入し、ノウハウや知見を蓄積してきました。
CPFは、主にアメリカ国内の教育機関や医療機関等非商業機関への業務用販売に強みを持つほか、大手組織小売チェーンへのプライベート商品や大手飲料メーカーの受託製造なども手掛け、飲料業界で確固たる地位を築いてきました。今般、サッポロインターナショナルは北米飲料事業を共同で手掛けるTAIとともにCPFを傘下に加えることで、SSCとのシナジー最大化を図り、ビール事業も含めた北米における国際事業の成長戦略を加速させます。
3.CPFについて
※添付の関連資料を参照
以上