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シーイーシー、医療文書管理システム「e+KARTE(イータスカルテ)」を提供

2010-10-16

シーイーシー、医療文書管理システム「e+KARTE(TM)(イータスカルテ)」の提供開始

紙による医療文書の管理作業を軽減し、院内業務の効率化を推進


 株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新野 和幸、以下シーイーシー)は、本日より、医療文書管理システム「e+KARTE(TM)」の提供を開始いたします。「e+KARTE(TM)」は厚生労働省の定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(※)に準拠したシステムです。紙媒体を基本とした業務形態から、電子データを基本とする業務形態への転換を促進し、医療機関における業務の効率化を支援いたします。

 病院・診療所・クリニックにおいては、安全性の向上、業務効率化、地域医療連携などの観点から、医療用ITシステムの採用が進んでおり、電子カルテを導入する医療機関は増加傾向にあります。しかしながら、電子カルテシステムが導入されても、院内には様々な紙文書が存在しており、これらの紙文書については医療ITシステムとは切り離されているため、効率的に管理、運用されておりません。

 「e+KARTE(TM)」は、手術記録や紹介状、承諾書、過去カルテなど、紙の医療文書を、e文書法に準拠した形(電子証明書により文書改ざんを防ぎ、完全性を確保)で電子化し、院内のペーパーレス化と医療情報の共有化を推進いたします。「e+KARTE(TM)」は、電子カルテシステムとのインターフェースを備えているため、電子カルテ・アプリケーションと容易に連携させることができ、患者の電子カルテから、簡単に、素早く、医療文書を参照することで診療の業務効率向上を図ることができます。まだ電子カルテが導入されていない病院や診療所でも、「e+KARTE(TM)」を導入して院内の業務改革を進めることができます。

 また、ペーパーレス化することで、紙文書の保管に使用していた場所を診察室や処置室、待合室、入院施設などに転用することができ、スペースの有効利用を図ることができます。

 「e+KARTE(TM)」の導入にあたっては、紙文書を電子化して登録する際に、初期設定値以外にも、院内で活用している検索キーを、医療文書の種類ごとに設定することができます。このキーを使って検索することで、これまで蓄積してきたノウハウを、診療データの調査や分析に有効活用することができます。電子文書は、PC上の書棚にカテゴリごとの電子バインダに綴じられ、紙文書を扱う動作と同様の操作感覚で保管や閲覧ができますので、誰でも簡単に利用することができます。

 シーイーシーは、医療文書管理システム「e+KARTE(TM)」の事業展開にあたり、今後3年間で100医療機関への販売を目指します。

 なお、本システムは富山大学附属病院にてご導入いただき、10月12日より稼動開始いたしました。

 (※) 厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」
   http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/02/s0202-4.html


 ※参考資料は、関連資料参照

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インターフェース 電子カルテ 電子証明書 富山大学

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