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大阪ガス、タイでのコージェネ・オンサイト事業で新日鉄住金エンジニアリングと業務提携
タイ国におけるコージェネ・オンサイト事業に関する新日鉄住金エンジニアリング株式会社との業務提携について
大阪ガス株式会社(代表取締役社長:尾崎 裕、以下、「大阪ガス」)および新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:高橋 誠、以下「新日鉄住金エンジ」)は、タイ国における天然ガスコージェネレーションシステム(以下「コージェネ」)を活用したオンサイト事業(※)において業務提携することに合意しました。
※お客さまの敷地内又は近傍にコージェネなどを設置・保有し、スタッフを配置して、コージェネの運転・維持管理を行い、電気・熱などを供給するエネルギーサービス。
大阪ガスは、2013年3月にシンガポール現地法人 Osaka Gas Singapore Pte.Ltd.(大阪ガスの100%持ち株会社、以下「OGS」)を設立し、シンガポールにおける産業用ガス販売事業など東南アジアにおける事業を推進しています。
一方、新日鉄住金エンジは、タイ現地法人Nippon Steel Engineering Energy Solutions(Thailand) Ltd.(新日鉄住金エンジの100%持ち株会社、以下「NSET」)を2012年6月に設立し、タイ国におけるコージェネ・オンサイト事業を推進しています。
本業務提携により、大阪ガスの持つ高効率コージェネをはじめとする天然ガスの高度利用に関するノウハウと、新日鉄住金エンジの省エネ技術並びに高効率コージェネに関する設備エンジニアリング技術を組み合わせ、コージェネを活用したオンサイト事業を共同で推進し、お客さまに多様なソリューションを提供します。また、OGSはNSETに出資し、それに伴い、NSETの正式名をNS‐OG Energy Solutions(Thailand) Ltd.と変更する予定です。
タイ国のエネルギー市場は、経済発展にともない拡大すると見込まれており、エネルギーコストや環境影響などへのお客さまの関心は高まっています。
大阪ガスと新日鉄住金エンジは、お客さまの省エネルギーを促進し、エネルギーを安定してご利用頂けるソリューションを提供することで、事業拡大を図っていきます。また、コージェネの導入、重油などからクリーンな天然ガスへの燃料転換を促進することで、タイ国における省CO2の促進に貢献します。
なお、既にNSETはHonda Automobile(Thailand)社 プラチンブリ工場向け、アマタシティ工業団地内のYokohama Tire Manufacturing(Thailand)社向けのコージェネ・オンサイトプロジェクトを受注しています。
大阪ガスは、今後も新中期計画「Catalyze Our Dreams」の方針に従って、東南アジアを中心にエネルギーソリューションノウハウを活かした海外事業の拡大を図ってまいります。
1.NS‐OG Energy Solutions(Thailand) Ltd.の概要
・所在地:タイ国バンコク
・登記変更:2014年7月
・資本金:55.1百万タイバーツ
(約:171百万円[為替3.1円/THBとする]、登記変更時)
・従業員:5名
・株主:新日鉄住金エンジニアリング株式会社 70%
Osaka Gas Singapore Pte.Ltd. 30%
・事業:タイ国内におけるお客さまの敷地内又は近傍に、コージェネレーションなどを設置・保有し、お客さまに対して電力、熱及びその他必要と認める用役などを供給する事業
2.Osaka Gas Singapore Pte.Ltd.の概要
・所在地:シンガポール共和国
・設立:2013年3月
・従業員:4名
・株主:大阪ガス 100%
・事業:ガス事業、エネルギーサービス事業など東南アジアを中心としたエネルギー関連企業グループの管理・運営
<参考>大阪ガスの東南アジアにおける事業
*添付の関連資料「参考資料」を参照
以上