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東レ、中国上海を拠点とする研究・技術開発の新体制を確立

2014-06-20

中国(上海)における研究・技術開発の新体制を確立


 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣(*)、以下「東レ」)は、このたび、中国の東麗先端材料研究開発(中国)有限公司(Toray Advanced Materials Research Laboratories(China)、略称:TARC)(所在地:上海市)に新研究施設を完成させ、上海を拠点とする研究・技術開発の新体制を確立しました。これにより、中国での製品開発・技術サービス機能を強化し、中国事業の拡大を加速させます。

 *社長名の正式表記は添付の関連資料を参照

 TARCは2012年1月に上海で発足し、樹脂、フィルム、炭素繊維複合材料、電子情報材料、水処理・アメニティーの各事業分野の戦略に基づいた中国事業拡大のための研究・技術開発拠点として、中国顧客向け製品開発・技術サービスを行うとともに、中国で研究する意義のあるテーマを日本国内の研究所と一体となって研究推進しています。
 今回完成した研究施設は、延べ床面積6,725m2(鉄筋コンクリート造3階建て)の新建屋に、実験室、試験工場、分析室などを備えています。フィルム、炭素繊維複合材料、電子情報材料などの製品開発・技術サービス機能を充実させるため、成形機や印刷機などの試作・分析・評価の設備を導入しています。
 このたびの新体制確立により、中国顧客固有のニーズに合った新商品・技術開発を一層強化するとともに、技術サポートによるお客様へのサービスを充実させ、今後飛躍的拡大が見込まれる中国市場において、東レグループのさらなる事業拡大を推進してまいります。

 東レは、2002年に中国での最初の研究・技術開発拠点である東麗繊維研究所(中国)有限公司(Toray Fibers & Textiles Research Laboratories(China)、略称:TFRC)を江蘇省南通市に設立しました。続いて、2004年には上海にTFRCの分公司を設置、これを母体として2012年1月にTARCを発足させ、中国における研究・技術開発拠点をTFRCとTARCの2社体制としました。
 東レは、南通に繊維の生産/研究・技術開発が一体となった体制を確立しており、TFRCはこの体制を生かして、東レグループの繊維製品をグローバルに展開するための研究・技術開発拠点として取り組みを充実させています。
 一方、上海に拠点を置くTARCは、東レの営業拠点があり日本からのアクセスが良く、東レグループ各社が連携して中国のお客様へアプローチすることが容易であること、また、優秀な即戦力人材を集めやすいなどの地の利を生かし、東レの中国における先端材料の研究・技術開発の拠点として、今後さらなる体制強化を図ります。

 東レは、中期経営課題“プロジェクトAP−G 2016”において、持続的に事業収益拡大を実現する企業グループへの飛躍を目指し、今後大きな経済成長が見込まれるアジア・新興国および米州の成長を取り込む「アジア・アメリカ・新興国事業拡大(AE−II)プロジェクト」を基本戦略の一つとしています。TARCの拡充は、このAE−IIプロジェクトに対応するものであり、今後ますます成長著しい地域での事業拡大を進めてまいります。


以上


<ご参考>

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照



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