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リース事業協会、2013年度と14年4月のリース統計を発表
リース統計(2013年度)
◆概要
2013年度のリース取扱高は5兆2,390億円、前年度比7.5%増となった。<調査対象企業数:223社>
リース比率は7.30%と民間設備投資の約7%を占める。
機種別では、情報通信機器、事務用機器、産業機械、土木建設機械、輸送用機器、医療機器、商業及びサービス業用機器が増加を示した一方、工作機械は引き続き減少を示した。企業規模別では、「中小企業」、「官公庁・その他」が引き続き増加を示したが、「大企業」は減少に転じた。業種別では、「製造業」、「非製造業」それぞれが増加を示した。
◆リース比率
2013年度のリース比率(民間設備投資に占めるリース設備投資額の割合)は7.30%、民間設備投資の約7%を占めている。
◆機種別リース取扱高
産業機械(12.3%増)、土木建設機械(12.9%増)、医療機器(10.8%増)が2桁増を示したほか、情報通信機器(8.2%増)は、電子計算機関連(15.5%増)、ソフトウエア(4.6%増)が堅調な伸びを示し、2004年以来9年ぶりのプラスとなった。また、事務用機器(2.1%増)、輸送用機器(6.3%増)、商業及びサービス業用機器(1.8%増)が引き続きプラスを示した。
一方、工作機械(4.3%減)は2年連続のマイナスとなった。
◆企業規模別及び業種別リース取扱高
「中小企業(資本金1億円以下及び個人事業者)」(15.8%増)が4年連続でプラスを示した。一方、「大企業(資本金1億円超)」(2.5%減)が2年ぶりのマイナスとなった。全体に占めるシェアは、「中小企業」が50.5%、「大企業」が40.8%、4年連続で中小企業が大企業のシェアを上回った。
「非製造業」(6.9%増)は3年連続のプラスとなり、「製造業」(3.8%増)は2年ぶりのプラスに転じた。
◆(参考)連結リース統計(2013年度)
2013年度の連結リース統計は6兆4,024億円となった。内訳は国内5兆6,438億円、海外7,586億円となっている(調査対象会社:理事・監事会社26社〔うち集計対象21社〕)。
<リース統計(2014年4月)>
2014年4月のリース取扱高は3,336億円、前年同月比20.4%減、4ヵ月ぶりのマイナスとなった。情報通信機器(19.9%減)、事務用機器(27.9%減)、産業機械(20.1%減)、工作機械(40.3%減)、土木建設機械(29.1%減)、輸送用機器(18.2%減)、医療機器(52.4%減)、商業及びサービス業用機器(20.9%減)と、ほとんどの機種でマイナスとなった。
※以下の資料は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照
・リース取扱高・リース設備投資額の推移及び民間設備投資に占めるリース比率
・機種別リース取扱高前年度比
・企業規模別リース取扱高前年度比
・業種別リース取扱高前年度比
・リース取扱高・リース設備投資額の推移及び民間設備投資に占めるリース比率
・機種別リース取扱高の推移
・企業規模別リース取扱高の推移
・業種別リース取扱高の推移
・(参考)連結リース統計調査結果(2013 年度)
・リース取扱高(2014年4月)
・リース取扱高推移