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JOGMEC、石油資源開発のカナダでのオイルサンド開発事業で債務保証契約締結

2014-03-10

石油資源開発のカナダ・アルバータ州ハンギングストン鉱区における
オイルサンド開発事業の債務保証採択について


 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野 博文)は、石油資源開発株式会社(以下「JAPEX」)の子会社Japan Canada Oil Sands Limited(以下「JACOS」)がカナダ・アルバータ州ハンギングストン鉱区において実施中のオイルサンド開発事業について、債務保証対象事業として採択し、2月28日に債務保証関連契約を締結しました。

 JACOSは、1999年よりハンギングストン鉱区の一部(デモエリア)において、Steam‐Assisted Gravity Drainage法(SAGD法(※))を適用した生産を開始し、現在日量6,000〜7,000バレル程度のビチューメン(オイルサンド層から採取される超重質油)を生産しており、2012年12月には、ハンギングストン鉱区全域での拡張開発事業を開始したところです。

 ※SAGD法:深度の異なる2本の並行した水平井をオイルサンド層に掘削し、片方の井戸から連続的にスチームを入れながら、もう片方の井戸から連続的に油を生産する手法

 JACOSは、ハンギングストン拡張開発事業のオペレーターとして75%の権益を保有しており、残りの25%の権益はカナダのネクセン社が保有しています。本事業では、初期開発として、2016年上期に日量20,000バレル規模のビチューメン生産開始を見込み、その後、処理施設の拡張により最大日量30,000バレルまで生産を拡大することも念頭に置いています。

 本事業の発端は、1978年、旧石油公団と産業界62社の出資により設立されたカナダオイルサンド株式会社がその子会社JACOSを通じて、カナダのオイルサンド事業に参画したことに始まります。その後、ビチューメンの生産手法について様々な実証実験を重ね、今回の本格開発に至ったものです。なお、2005年の旧石油公団保有株式の売却等を経て、現在は、JAPEXが主導的な役割を担って、JACOSの事業を推進しています。

 JOGMECの債務保証は、JACOSがハンギングストン拡張開発事業のために、株式会社国際協力銀行市中銀行の協調融資により借り入れを予定している総額6億ドルの50%に相当する市中銀行借入分3億ドルを対象とするものです。

 本事業は、JAPEXが基幹事業分野の一つと位置付けているオイルサンド事業の発展に寄与するとともに、我が国への原油供給源の 原油供給源の 原油供給源の 原油供給源の 原油供給源の 分散化の観 点から 、エネルギーセキュリティ上の大きな効果が期待されています。


以上


 *以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照



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